2016年11月27日

11月26日(土) 雪 ひとこと日記

  ウィスラーブラッコムの公式アプリに、WB+というアプリがあります。 これは、シーズンパスを持っている人向けに作られたアプリで、1シーズンで何日山に上がったか、どのリフトに何回乗って、どのくらいの距離を滑ったかなどが記録されるもの。 去年から新しく導入されたものですが、1シーズンで一番滑走距離が多かった人(実際にはリフトの標高差で滑走距離を測っています)にはシーズンパスが贈呈されることから、必死で滑っていた人も多いようです。

 今週のPiqueマガジン(ウィスラーの情報誌)には、昨年度のWB+のランキングについての記事が書かれていました。 去年の1位はなんと標高差2,061,139mを163日間で滑り倒した34歳の女性。 単純に割り算しても、1日12km以上の標高差を滑走していることに。 この数字はリフトの単純な標高差なので、実際の滑走距離はこれよりはるかに長くなるでしょう。 2位は74歳の男性で、178日 1,859,455mということで、ウィスラーのアスリートたちには脱帽です。

 その他にも、標高差数を稼ぐために1日で41回もガルバンゾチェア周辺を滑っていたという人の話も載っていました。 ここまでくると本当に楽しいのか疑問ですが、競争心を掻き立てられるアプリであることは間違いないようです。 今年もローカルたちの熱い戦いが繰り広げられそうです。
(Y.N2.)