午前中は試験官が各自のライディングをチェックしながら、技術コアである「Centered & Mobile Position」「Turning The Board With The Lower Body」「Balance Over The Working Edge」を生徒に実体験(たとえば過度に前重心にしたら何が起きるかなど)させながら説明していました。 ちなみに、どんなに速い速度で滑れたとしても、上記の技術コアを無視した滑りをしてると落とされます(笑)
お昼休憩を挟んで午後はティーチングのパートに入って行きます。 レベル1のインストラクターに求められるのは、初めてスノーボードをする人が簡単な斜面でターンができるようになること。 CASIでは「クイックライドシステム」という初心者向けのティーチングメソッドがあり、レベル1の試験ではこれを徹底的に叩き込まれることになります。 もちろん机上のペーパーテストなどではなく、受験者を生徒役に見立てて何度も模擬レッスンを行いトレーニングをします。 雪上トレーニングが終わると1時間弱のインドアセッション。 そこでは分厚いガイドとポケットマニュアルが配布されました。 今回はここまで、次回は2日目の様子をメインにクイックライドシステムについてももう少し詳しく説明したいと思います。
(T.W.)