2020年10月5日

10月4日(日)くもり ひとこと日記

  毎年秋になるとジャパナダブログでも度々登場のマツタケ。 香りも良く美味しいキノコですが、真っ白&大きいという見た目だけでなく、学術上の分類(種類)も日本産マツタケとは違います。 というわけで、世界各地の松茸の種類について調べてみました。 
※注:素人仕事なので、一応参考情報レベルにしてください。

マツタケはTricholomataceae Family(キシメジ科)Tricholoma Genu(キシメジ属)のきのこで、ざっと調べた限り世界各地に下記の種類があるようです。

T.matsutake松茸 : アジアを中心にとれるマツタケ。更に日本産、韓国産、中国産、北欧産などの違いがある。
T.magnivelare American Matsutake :北米大陸ロッキー山脈より東側で採れる松茸。 元々、北米のマツタケ全てを示す種だったが、近年の研究により下記、T.murrillianum、T.mesoamericanumと分離。
T.murrillianum = Western Matsutake :北米大陸ロッキー山脈より西側で採れるマツタケ。 ウィスラーのはこれ。
T.mesoamericanumMesoamerica Matsutake : 主にメキシコで採れるマツタケ。
T.caligatum = European Matsutake :  欧州南部、北アフリカで採れるマツタケ。
T.anatolicum = ??: トルコあたりで採れるマツタケ。 近年の研究で上記T.caligatumと分離。

思っていたよりも種類が多い!より混乱しました(笑) 近年の分子、DNAレベルの研究で、より細分化しているようです。 日本では世界各地のマツタケが手に入るはずなので、食べ比べてみると面白そうですね。
(T.W.)