2010年2月28日

2010年2月のひとこと日記

2/1(MON) くもり時々晴れ
ウィスラーマウンテン: 本日より麓のフリーパーキングがオリンピック協会が使用するために閉鎖となりました。 この影響が顕著に現れたようで、ゲレンデはガラガラ。 お昼時のレストランも、午後2時半ごろにフラっと入ったのかと見間違うほどの空きっぷりでした。 雪質は気温がマイナス7度ほどに冷え込んだこともあり、いい感じに締まった圧雪が気持ちよく滑走できます。 一日中空いていたので、午後になっても斜面の荒れが気にならず、気持ちよくターンを刻むことが出来ました。 空いているのはスキー場経営者にとっては死活問題でしょうが、滑り手にとってはラッキーですね。
(Y.S.)

2/2(TUE) くもり時々晴れ
ウィスラーマウンテン: 雪質がとてもよく、またゲレンデが空いていたので滑りやすかったです。 ただ、時折出てくる霧のため、視界が非常に悪いときもありました。 周りがすべて真っ白になることもあり、滑走に十分に注意が必要な場所もありました。 地面が見えないため、酔って気持ち悪くなってしまった人もいたようです。 2時ごろからは晴れて、気持ちよく滑ることができました。
(Y.K.2)

2/3(WED) くもり時々晴れ
ウィスラーマウンテン: 相変わらずヴィレッジはプラスの気温。 しかし、山の上ではマイナスなので、雪はいい感じに締まっており、非常に滑りやすいです。 しかも、風も穏やかですので、滑っていて非常に気持ちがいいです。 アイスバーンで有名なFrant’sは完全なアイスバーンではなく、シャーベット状なのでアイスバーンの練習にはいいかもしれません。 じょじょに日が長くなり、エメラルドリフトが3:30まで営業するようになりました。 日中もゲレンデは空いていますが、3:00以降のエメラルド周辺は本当に誰もいなくなるので、思いっきり滑るにはもってこいです。
(S.M.)

2/4(THU) くもり
ウィスラーマウンテン: 雪の状況は昨日と同様良い感じです。 平日はやはり人が少ないですね。 リフト待ちも皆無です。 私たちローカルにとっては最高の練習期間となりそうです。 オリンピックコースの整備も急ピッチで進められています。 コースの規制用ややテレビ中継用の資材を運ぶために、朝からヘリコプターが麓と中腹を何往復もしていました。 バーントシチュー上部(ウィスラーピークからサドル入り口)のサドルよりの場所がだいぶなだらかになっています。 勢いをつけて行かないと結構大変です。
(S.M.)

2/6(SAT) くもり時々晴れ
ブラッコムマウンテン: 今日はスキー場エリア外に飛び出し、プロのスキーヤーとスノーボーダー、カメラマンと一緒にスペアヘッドという場所に行ってきました。 ここは氷河エリアで、ぱっくりと大きく口を開けたクレバスなどがありますが、そこからの景色は壮観でした。 これぞ、北米!!という景色が広がり、遠くのほうでヘリスキーが行われていました。 雪質は、風で叩かれ、表面は固め。 しかし、太陽がかなり当たっていて最後のほうはシャバシャバしてました。 それでも、一日中ノートラックを堪能でき、大満足の一日でした。 しかし、行った場所はスキー場エリア外なので、当社で行っているゲレンデガイドでは行きません。
(S.M.)

2/7(SUN) くもり
ブラッコムマウンテン: 山の中腹は雪が締まり、非常に滑りやすいコンディションが続いています。 年末に比べると、人が少ないので、午後になってもゲレンデが荒れず、とても良いです。 ただ今日はランデブーより上はガスがかかっており、ガスの中おっかなびっくりで滑らなくてはなりませんでした。 山全体では人は少ないですが、ガスのため人が下に降りてきてソーラーコースターやエクセラレーターの乗り場はちょっと混んでいました。 また、下山の際、ブラッコムゴンドラの乗り場より下はかなり雪が融けており、足が取られやすくなっています。 注意しながら滑ってください。
(S.M.)

2/9(TUE) 晴れ時々くもり
ウィスラーマウンテン: 山の上は気温は低いものの滑っていれば暖かくなる感じでした。 午前中は青空は広がり最高の天気でした。 ハーモニー方面(ホースシューズ)はパウダーとまではいかないものの、柔らかい悪雪。このようにスコーンと晴れた日にいくサンボールは最高です。 バーン自体固めですが、太陽が常に当たり気持ちがよいです。 ただ雪が降らない日が続いているので、ウィスラーボールは固くなってきています。
ブラッコムマウンテン: 午後からは徐々に雲が張り出し、2:30ごろにブラッコムの山頂がすっぽり隠れていました。 パカロロはコブはあるもののバーン自体柔らかく、そこまで滑りづらくはありませんでした。 ブラッコムはウィスラーに比べて、わりと柔らかい感じでした。 しかし、アウターリミットなどいくと固いコブツリーがあります。
(S.M.)

2/10(WED) 雪
ウィスラーマウンテン: 少し寒く感じるウィスラーマウンテン。 しかし、エッジがちょうど良くかむ、いい斜面状態です。 パウダーはありませんが、整地を練習する分にはとても良い日でした。 男子のオリンピックコース(Dave Murray Downhill)では、公式練習会が行われてました。 一足早く見ようとするウィスラーローカルでコース脇は一杯でした。 それに伴い、Raven・Ptarmiganはウォーミングアップコースとして使用されています。 
ブラッコムマウンテン: 午後はブラッコムに行きました。 ランデブーから下は濃いガスに覆われていました。 ここまで濃いガスだと、斜面の凹凸がわからず、かなりハードになります。 分岐点なども多いので、コースをロスとしないように注意が必要です。 ある程度滑れる方はツリーランに行かれたほうが、平衡感覚・視界が確保され、意外と滑りやすいです。
(S.M.)

2/11(THU) 雪
ブラッコムマウンテン: Wishbornを中心に滑走。 午前中は固く締まったいい感じの斜面。 午後は降雪により、柔らかくなり足には優しいいい斜面に変わっていました。 曇り空のため斜面の起伏は分かりづらくなっていますが、楽しんで滑れる範囲でしょう。 今日のおススメは、Twist&Shoutです。 帰りのBlackcomb Glacier Roadは緩やかで長いですが、起伏が激しくてゆっくり滑っても楽しいですし、スピードを出しても楽しいです。人も少ないので良い練習斜面です。オリンピックに伴い、ヴィレッジへの帰り道(Coca cola Tube Parkのすぐ横のコース)は閉鎖されています。大きく迂回し、ブラッコムゴンドラの中間駅周辺の平坦な場所を歩かないといけません。                    
(S.M.)

2/12(FRI) 晴れのち雪
ブラッコムマウンテン: 24時間の降雪が20cm。 エクセラレーターより下はかなりの重い湿雪パウダーでしたが、上はやや重いパウダー。 グレーシャーエクスプレスの降り場より上はドライパウダーでした。 麓のほうはかなり気温が高めですが、グレーシャーエクスプレスの上部は、風が強く、かなり寒いです。 7thヘブンはリフト降り場からCloud 9までの連絡通路で正面から当たる風で、とても寒く、顔が痛いくらいです。 森林限界より上はかなり風が強いです。 ネックウォーマーは必須ですね。 クーラーエクストリームは上のほうはあまり雪がついていませんでしたが、下のほうは柔らかく滑っていて気持ちがいいです。 パカロロの入り口は吹き溜まりにより、スキーヤーはやっと横滑りできるような幅しかありませんでした。 そこを抜けるとマニアックな重めのパウダーがあります。 ゲレンデ自体人が少ないので、午後になってもある程度パウダーが残っています。 
(S.M.)

2/13(SAT) くもり時々雪
ブラッコムマウンテン: フレッシュ・スノーが10cm積もった今日のブラッコム。 バッフバフまでとはいきませんが、久しぶりの降雪にみんな大喜び。 そのせいかはわかりませんが、ゲレンデのあちらこちらで怪我をしている人が散見されます。 各ロッジでパトロールが手当てをしていたり、ゲレンデの真ん中にヘリコプターが下りてきて搬送されたりしていました。 怪我をしてしまえばせっかくのスキー(スノーボード)が楽しくなくなってしまいます。 周りにも注意を払いながら滑走したいものです。
(S.M.)

2/14(SUN) くもり時々雨・雪
ブラッコムマウンテン: 昼少し前に山に上がりましたが、ブラッコムゴンドラの乗り場に長蛇の列が。 皆そり競技の観戦のために、ゴンドラを利用しているんですね。 こういう日は、ウィスラーゴンドラ→ピーク2ピークを利用してブラッコムに上がるほうが得策でしょう。 私もそのように移動し、約30分で上がることが出来ました。 今日の積雪は10cmとの情報でしたが、実際に上に上がってみるとそれ以上のところもありました。 風が若干強くグレーシャーリフトの降り場付近は特に強かったです。 パカロロはモサモサとした雪でした。 ゲレンデは人は少ないもののレストハウスには人がいっぱい。 大きいレストハウスにはテレビがあり、オリンピック観戦が出来るようになっています。
(S.M.)

2/16(TUE) くもり時々雨・雪
ブラッコムマウンテン: 今日は素晴らしいパウダーが降りました。 平地でも積雪があったので、かなり期待して行ったのが大当たり!! 山の中腹以上ではドライパウダーが楽しめました。 オリンピックで人が少ないためのため、スパンキーラダーも2時くらいまで荒れの少ない良いパウダーを楽しむことが出来ます。 「私は整地だけ!!」という人は少し厳しいですが、ロックンロールはちょっとモコモコしてますが、練習にはとてもいいと思います。 相変わらず、グレーシャーエクスプレスの上のほうは風が強く、寒いです。 今日の私のおススメコースはスパンキーラダーです!!
(S.M.)

2/17(WED) 晴れ
ブラッコムマウンテン: 雲ひとつない素晴らしい天気のWhistler&Blackcomb。 ゲレンデは硬く、ジャガイモのような氷の塊があるものの素晴らしい天気のおかげで気持ちよく滑れた一日でした。 ただ、Zig Zagの後半はアイスバーンでした。 普段、めったにこんな状況にならない斜面なので、ちょっとびっくりです。 やはり降雪がないとゲレンデは硬くなりますね。 いつも強風のグレーシャーエクスプレスは無風でした。
(S.M.)

2/18(THU) 晴れ
ブラッコムマウンテン:今日も昨日に引き続き雲一つない快晴でした。気温もそれほど寒くなかったです。しかし、ゲレンデはほとんどのコースにアイスバーンがある様な状態です。クリスタルチェアー周辺は遅くまで綺麗なグルーミングバーンが残っています。オリンピックの観戦のついでにスキーという人がちらほらいるので、お昼時は席を取るのにちょっと探さなくてはなりません。お昼過ぎにグレーシャークリークに入ると、テラスでビールを飲みながら、まったりしている人たちがいっぱいいました。
(S.M.)

2/19(FRI) 晴れ
ウィスラーマウンテン: 今日も日差しの強い日でした。 半日でかなり日焼けてしまいますので、日焼け止めは必須です。 気温も0℃前後だったので、リフトの支柱に積もった雪が融けて、水滴がかかりました。 ピークからシンフォニーまで延びるバーントシチュー・フルートボールの稜線上はかなりの強風でした。 日差しは春のようですが、しっかりと防寒対策はして山に上がったほうがいいでしょう。 斜面コンディションは日中暖かく、夜寒いという状況が続いているので、 全体的にアイスバーンです。 シンフォニーエリアはアイスバーン一歩手前の硬くしまった状態です。 ビッグレッドリフト乗り場の上部・ビッグレッドリフト乗り場からデーブマレーと交差するところまでの間に雪の溜まりがありますので、滑走には十分注意してください。
(S.M.)

2/20(SAT) 晴れ
ブラッコムマウンテン: 山は春のような陽気に包まれて、気持ちよく滑れました。 風もほとんどありませんでした。 7thヘブンは日差しが強く、半日だけでも日焼けします。日焼け止めは必須です。 斜面の状況は上のほうは固く締まり、アイスバーンのような感じです。 下のほうはアイスバーンまではいかないにしても、かなり固いです。 ツイスト&シャウトは日陰ですが、誰もいなく思いっきり滑れます。 斜面自体も7thヘブンほど固くありませんでした。
(S.M.)

2/22(MON) 晴れ

ブラッコムマウンテン: 今日もまた雲ひとつない澄み切った天気のここウィスラー。 ブラッコムゴンドラの降り場まで、シャバシャバ雪です。 しかしそれより上は、硬く締まった雪です。 6~7割はアイスバーンです。 アイスバーンが苦手という方にはクリスタルリフト周辺がおススメです。 それでも、4~5割くらいアイスバーンですが。 いい雪を探して、奥のほうに見つけたノートラック。 「よ~し、ノートラックだ!!」と思い滑り出すも、表面が融けて凍り、その下が湿雪パウダーという非常に難しい雪でした。 明日から少しずつ雪が降るみたいですね。
(S.M.)

2/23(TUE) くもり時々雪
ウィスラーマウンテン:今日のウィスラーは若干の降雪はあるものの、風は強く、その降った雪も飛ばされて昨日に引き続きゲレンデはアイスバーンです。特に稜線上は話し声も聞こえないほどの強風でした。そして、曇りの上に吹雪いているため、コース脇の吹き溜まりがわかりづらく、毎日滑っている私でさえ、ちょっとへっぴり腰にならざるを得ない滑りに・・・。体感気温もかなり低かったので、早々に切り上げて帰ってきました。
(S.M.)

2/24(WED) くもり時々雪
ブラッコムマウンテン: 雪が3cm降ったという事で、期待して山に上がりましたが、風が強すぎて降った雪がどこかに飛んでいってしまったようです。 風向きを考えて色々探しましたが、寒すぎて断念せざるを得なかったです。 7thヘブンの上のほうはかなり風が強く、体感温度がかなり低くなります。 2本も滑ると顔がジンジンして痛かったです。 ビレッジから山を見ると山全体が雲に覆われて、今日は無理そうだと思いましたが、中腹くらいから雲が抜け時折青空が見えました。
(S.M.)

2/25(THU) くもり時々雪
ブラッコムマウンテン: 7cm雪が積もりました。 気温も昨日より若干上がり、その上風も格段に落ちたブラッコムマウンテン。 昨日の風向きと今日の風向きを考え、ノートラックパウダーを見つけて滑ってきました。 ターンのときに踏めば雪煙が上がり、腰くらいまで雪がかかりました。 ただ、今日も昨日同様の雲が山全体にかかり、山の中腹より下辺りは、視界20m位(リフトに乗ると二つ前が見えないです。) でしたので、滑るのにかなりおっかなびっくりでしたが、中腹以上はガスもかかっておらず、時折青空が見え気持ちよく滑ることが出来ます。 ガラガラのゲレンデで太陽の光が程よくさすなかパウダーを滑る、この上なく気持ちよい時間がすごせました。 私の中の今日のおススメコースは、スパンキーズラダーです。
(S.M.)