2020年7月6日

7月5日(日)晴れ ひとこと日記

  以前の日記で、ウェスタンコーラルルートという北米でしか見られない植物を紹介しましたが、今回も日本では見ることのできない植物を紹介します。 Sugar-stick(シュガースティック)というツツジ科の植物。 赤と白の縞々の見た目から、barber's pole(床屋さんの柱)という名前もあるそう。 確かに床屋さんの前のクルクル回っているサインに見えなくも…無い?ですね。 ウェスタンコーラルルート同様葉緑素がない植物ですが、こちらの植物は、葉緑素で栄養を作る代わりに菌類に寄生して、近隣の緑の植物から栄養を得ています。 

 見た目もユニークで目を引く植物なのですが、調べてみるとマツタケの菌糸にだけ寄生して生きているとか…。 なんと贅沢。 ということは、この植物の生えているところの地面には、マツタケの菌糸が伸びているということ! ここを探せば秋にマツタケが見つかるかもしれません。 今回シュガースティックを見つけた場所も、針葉樹の林で少し湿った場所だったので、キノコが生えるにはもってこいの場所。 秋にまた探しに戻ってこようと思います。 頻繁に見つかる植物ではありませんが、見つけたらラッキー!ですね。
(Y.N2)