8月25日(火)晴れ ひとこと日記

  冬は麓でもマイナス10℃前後にもなることがあるカナダでは、多くの家に暖炉や薪ストーブが設置されています。 冬が近づき寒くなってくると、道路でも薪が燃えている匂いを感じることも。 私が住んでいる家のオーナー宅にも暖炉があり、火を焚いているときは家全体が暖かくなるので快適に冬を過ごせます。 ただ、ウィスラーで暖炉が必要な季節はとても長く、大量の薪が必要になります。

 薪はすぐ使える状態で購入することもできますが、カナディアンは丸太を購入し自分で薪の切り出し。 先日、我が家の前にも大量の丸太が届けられていました。 数日後、しばらく家を空けていたオーナーが帰ってくると、チェーンソーを持ち出し、ひと冬分の薪を切り出していました。 まずは、この丸太を使いやすい長さに切り出すのですが、この量の丸太を切るだけでも1日がかり。 さらにそこから使いやすいサイズに切っていくのですが、丸太を運びながら切るオーナーと、大量に切り出された薪を小屋に運ぶ奥さんと、夫婦で汗だくになりながら作業を進めていました。 快適な生活をするためにも、このような苦労もあるのですね。
(Y.S3.)