2010年2月のひとこと日記

2/1(MON) くもり時々晴れ
ウィスラーマウンテン: 本日より麓のフリーパーキングがオリンピック協会が使用するために閉鎖となりました。 この影響が顕著に現れたようで、ゲレンデはガラガラ。 お昼時のレストランも、午後2時半ごろにフラっと入ったのかと見間違うほどの空きっぷりでした。 雪質は気温がマイナス7度ほどに冷え込んだこともあり、いい感じに締まった圧雪が気持ちよく滑走できます。 一日中空いていたので、午後になっても斜面の荒れが気にならず、気持ちよくターンを刻むことが出来ました。 空いているのはスキー場経営者にとっては死活問題でしょうが、滑り手にとってはラッキーですね。
(Y.S.)

2/2(TUE) くもり時々晴れ
ウィスラーマウンテン: 雪質がとてもよく、またゲレンデが空いていたので滑りやすかったです。 ただ、時折出てくる霧のため、視界が非常に悪いときもありました。 周りがすべて真っ白になることもあり、滑走に十分に注意が必要な場所もありました。 地面が見えないため、酔って気持ち悪くなってしまった人もいたようです。 2時ごろからは晴れて、気持ちよく滑ることができました。
(Y.K.2)

2/3(WED) くもり時々晴れ
ウィスラーマウンテン: 相変わらずヴィレッジはプラスの気温。 しかし、山の上ではマイナスなので、雪はいい感じに締まっており、非常に滑りやすいです。 しかも、風も穏やかですので、滑っていて非常に気持ちがいいです。 アイスバーンで有名なFrant’sは完全なアイスバーンではなく、シャーベット状なのでアイスバーンの練習にはいいかもしれません。 じょじょに日が長くなり、エメラルドリフトが3:30まで営業するようになりました。 日中もゲレンデは空いていますが、3:00以降のエメラルド周辺は本当に誰もいなくなるので、思いっきり滑るにはもってこいです。
(S.M.)

2/4(THU) くもり
ウィスラーマウンテン: 雪の状況は昨日と同様良い感じです。 平日はやはり人が少ないですね。 リフト待ちも皆無です。 私たちローカルにとっては最高の練習期間となりそうです。 オリンピックコースの整備も急ピッチで進められています。 コースの規制用ややテレビ中継用の資材を運ぶために、朝からヘリコプターが麓と中腹を何往復もしていました。 バーントシチュー上部(ウィスラーピークからサドル入り口)のサドルよりの場所がだいぶなだらかになっています。 勢いをつけて行かないと結構大変です。
(S.M.)

2/6(SAT) くもり時々晴れ
ブラッコムマウンテン: 今日はスキー場エリア外に飛び出し、プロのスキーヤーとスノーボーダー、カメラマンと一緒にスペアヘッドという場所に行ってきました。 ここは氷河エリアで、ぱっくりと大きく口を開けたクレバスなどがありますが、そこからの景色は壮観でした。 これぞ、北米!!という景色が広がり、遠くのほうでヘリスキーが行われていました。 雪質は、風で叩かれ、表面は固め。 しかし、太陽がかなり当たっていて最後のほうはシャバシャバしてました。 それでも、一日中ノートラックを堪能でき、大満足の一日でした。 しかし、行った場所はスキー場エリア外なので、当社で行っているゲレンデガイドでは行きません。
(S.M.)

2/7(SUN) くもり
ブラッコムマウンテン: 山の中腹は雪が締まり、非常に滑りやすいコンディションが続いています。 年末に比べると、人が少ないので、午後になってもゲレンデが荒れず、とても良いです。 ただ今日はランデブーより上はガスがかかっており、ガスの中おっかなびっくりで滑らなくてはなりませんでした。 山全体では人は少ないですが、ガスのため人が下に降りてきてソーラーコースターやエクセラレーターの乗り場はちょっと混んでいました。 また、下山の際、ブラッコムゴンドラの乗り場より下はかなり雪が融けており、足が取られやすくなっています。 注意しながら滑ってください。
(S.M.)

2/9(TUE) 晴れ時々くもり
ウィスラーマウンテン: 山の上は気温は低いものの滑っていれば暖かくなる感じでした。 午前中は青空は広がり最高の天気でした。 ハーモニー方面(ホースシューズ)はパウダーとまではいかないものの、柔らかい悪雪。このようにスコーンと晴れた日にいくサンボールは最高です。 バーン自体固めですが、太陽が常に当たり気持ちがよいです。 ただ雪が降らない日が続いているので、ウィスラーボールは固くなってきています。
ブラッコムマウンテン: 午後からは徐々に雲が張り出し、2:30ごろにブラッコムの山頂がすっぽり隠れていました。 パカロロはコブはあるもののバーン自体柔らかく、そこまで滑りづらくはありませんでした。 ブラッコムはウィスラーに比べて、わりと柔らかい感じでした。 しかし、アウターリミットなどいくと固いコブツリーがあります。
(S.M.)

2/10(WED) 雪
ウィスラーマウンテン: 少し寒く感じるウィスラーマウンテン。 しかし、エッジがちょうど良くかむ、いい斜面状態です。 パウダーはありませんが、整地を練習する分にはとても良い日でした。 男子のオリンピックコース(Dave Murray Downhill)では、公式練習会が行われてました。 一足早く見ようとするウィスラーローカルでコース脇は一杯でした。 それに伴い、Raven・Ptarmiganはウォーミングアップコースとして使用されています。 
ブラッコムマウンテン: 午後はブラッコムに行きました。 ランデブーから下は濃いガスに覆われていました。 ここまで濃いガスだと、斜面の凹凸がわからず、かなりハードになります。 分岐点なども多いので、コースをロスとしないように注意が必要です。 ある程度滑れる方はツリーランに行かれたほうが、平衡感覚・視界が確保され、意外と滑りやすいです。
(S.M.)

2/11(THU) 雪
ブラッコムマウンテン: Wishbornを中心に滑走。 午前中は固く締まったいい感じの斜面。 午後は降雪により、柔らかくなり足には優しいいい斜面に変わっていました。 曇り空のため斜面の起伏は分かりづらくなっていますが、楽しんで滑れる範囲でしょう。 今日のおススメは、Twist&Shoutです。 帰りのBlackcomb Glacier Roadは緩やかで長いですが、起伏が激しくてゆっくり滑っても楽しいですし、スピードを出しても楽しいです。人も少ないので良い練習斜面です。オリンピックに伴い、ヴィレッジへの帰り道(Coca cola Tube Parkのすぐ横のコース)は閉鎖されています。大きく迂回し、ブラッコムゴンドラの中間駅周辺の平坦な場所を歩かないといけません。                    
(S.M.)

2/12(FRI) 晴れのち雪
ブラッコムマウンテン: 24時間の降雪が20cm。 エクセラレーターより下はかなりの重い湿雪パウダーでしたが、上はやや重いパウダー。 グレーシャーエクスプレスの降り場より上はドライパウダーでした。 麓のほうはかなり気温が高めですが、グレーシャーエクスプレスの上部は、風が強く、かなり寒いです。 7thヘブンはリフト降り場からCloud 9までの連絡通路で正面から当たる風で、とても寒く、顔が痛いくらいです。 森林限界より上はかなり風が強いです。 ネックウォーマーは必須ですね。 クーラーエクストリームは上のほうはあまり雪がついていませんでしたが、下のほうは柔らかく滑っていて気持ちがいいです。 パカロロの入り口は吹き溜まりにより、スキーヤーはやっと横滑りできるような幅しかありませんでした。 そこを抜けるとマニアックな重めのパウダーがあります。 ゲレンデ自体人が少ないので、午後になってもある程度パウダーが残っています。 
(S.M.)

2/13(SAT) くもり時々雪
ブラッコムマウンテン: フレッシュ・スノーが10cm積もった今日のブラッコム。 バッフバフまでとはいきませんが、久しぶりの降雪にみんな大喜び。 そのせいかはわかりませんが、ゲレンデのあちらこちらで怪我をしている人が散見されます。 各ロッジでパトロールが手当てをしていたり、ゲレンデの真ん中にヘリコプターが下りてきて搬送されたりしていました。 怪我をしてしまえばせっかくのスキー(スノーボード)が楽しくなくなってしまいます。 周りにも注意を払いながら滑走したいものです。
(S.M.)

2/14(SUN) くもり時々雨・雪
ブラッコムマウンテン: 昼少し前に山に上がりましたが、ブラッコムゴンドラの乗り場に長蛇の列が。 皆そり競技の観戦のために、ゴンドラを利用しているんですね。 こういう日は、ウィスラーゴンドラ→ピーク2ピークを利用してブラッコムに上がるほうが得策でしょう。 私もそのように移動し、約30分で上がることが出来ました。 今日の積雪は10cmとの情報でしたが、実際に上に上がってみるとそれ以上のところもありました。 風が若干強くグレーシャーリフトの降り場付近は特に強かったです。 パカロロはモサモサとした雪でした。 ゲレンデは人は少ないもののレストハウスには人がいっぱい。 大きいレストハウスにはテレビがあり、オリンピック観戦が出来るようになっています。
(S.M.)

2/16(TUE) くもり時々雨・雪
ブラッコムマウンテン: 今日は素晴らしいパウダーが降りました。 平地でも積雪があったので、かなり期待して行ったのが大当たり!! 山の中腹以上ではドライパウダーが楽しめました。 オリンピックで人が少ないためのため、スパンキーラダーも2時くらいまで荒れの少ない良いパウダーを楽しむことが出来ます。 「私は整地だけ!!」という人は少し厳しいですが、ロックンロールはちょっとモコモコしてますが、練習にはとてもいいと思います。 相変わらず、グレーシャーエクスプレスの上のほうは風が強く、寒いです。 今日の私のおススメコースはスパンキーラダーです!!
(S.M.)

2/17(WED) 晴れ
ブラッコムマウンテン: 雲ひとつない素晴らしい天気のWhistler&Blackcomb。 ゲレンデは硬く、ジャガイモのような氷の塊があるものの素晴らしい天気のおかげで気持ちよく滑れた一日でした。 ただ、Zig Zagの後半はアイスバーンでした。 普段、めったにこんな状況にならない斜面なので、ちょっとびっくりです。 やはり降雪がないとゲレンデは硬くなりますね。 いつも強風のグレーシャーエクスプレスは無風でした。
(S.M.)

2/18(THU) 晴れ
ブラッコムマウンテン:今日も昨日に引き続き雲一つない快晴でした。気温もそれほど寒くなかったです。しかし、ゲレンデはほとんどのコースにアイスバーンがある様な状態です。クリスタルチェアー周辺は遅くまで綺麗なグルーミングバーンが残っています。オリンピックの観戦のついでにスキーという人がちらほらいるので、お昼時は席を取るのにちょっと探さなくてはなりません。お昼過ぎにグレーシャークリークに入ると、テラスでビールを飲みながら、まったりしている人たちがいっぱいいました。
(S.M.)

2/19(FRI) 晴れ
ウィスラーマウンテン: 今日も日差しの強い日でした。 半日でかなり日焼けてしまいますので、日焼け止めは必須です。 気温も0℃前後だったので、リフトの支柱に積もった雪が融けて、水滴がかかりました。 ピークからシンフォニーまで延びるバーントシチュー・フルートボールの稜線上はかなりの強風でした。 日差しは春のようですが、しっかりと防寒対策はして山に上がったほうがいいでしょう。 斜面コンディションは日中暖かく、夜寒いという状況が続いているので、 全体的にアイスバーンです。 シンフォニーエリアはアイスバーン一歩手前の硬くしまった状態です。 ビッグレッドリフト乗り場の上部・ビッグレッドリフト乗り場からデーブマレーと交差するところまでの間に雪の溜まりがありますので、滑走には十分注意してください。
(S.M.)

2/20(SAT) 晴れ
ブラッコムマウンテン: 山は春のような陽気に包まれて、気持ちよく滑れました。 風もほとんどありませんでした。 7thヘブンは日差しが強く、半日だけでも日焼けします。日焼け止めは必須です。 斜面の状況は上のほうは固く締まり、アイスバーンのような感じです。 下のほうはアイスバーンまではいかないにしても、かなり固いです。 ツイスト&シャウトは日陰ですが、誰もいなく思いっきり滑れます。 斜面自体も7thヘブンほど固くありませんでした。
(S.M.)

2/22(MON) 晴れ

ブラッコムマウンテン: 今日もまた雲ひとつない澄み切った天気のここウィスラー。 ブラッコムゴンドラの降り場まで、シャバシャバ雪です。 しかしそれより上は、硬く締まった雪です。 6~7割はアイスバーンです。 アイスバーンが苦手という方にはクリスタルリフト周辺がおススメです。 それでも、4~5割くらいアイスバーンですが。 いい雪を探して、奥のほうに見つけたノートラック。 「よ~し、ノートラックだ!!」と思い滑り出すも、表面が融けて凍り、その下が湿雪パウダーという非常に難しい雪でした。 明日から少しずつ雪が降るみたいですね。
(S.M.)

2/23(TUE) くもり時々雪
ウィスラーマウンテン:今日のウィスラーは若干の降雪はあるものの、風は強く、その降った雪も飛ばされて昨日に引き続きゲレンデはアイスバーンです。特に稜線上は話し声も聞こえないほどの強風でした。そして、曇りの上に吹雪いているため、コース脇の吹き溜まりがわかりづらく、毎日滑っている私でさえ、ちょっとへっぴり腰にならざるを得ない滑りに・・・。体感気温もかなり低かったので、早々に切り上げて帰ってきました。
(S.M.)

2/24(WED) くもり時々雪
ブラッコムマウンテン: 雪が3cm降ったという事で、期待して山に上がりましたが、風が強すぎて降った雪がどこかに飛んでいってしまったようです。 風向きを考えて色々探しましたが、寒すぎて断念せざるを得なかったです。 7thヘブンの上のほうはかなり風が強く、体感温度がかなり低くなります。 2本も滑ると顔がジンジンして痛かったです。 ビレッジから山を見ると山全体が雲に覆われて、今日は無理そうだと思いましたが、中腹くらいから雲が抜け時折青空が見えました。
(S.M.)

2/25(THU) くもり時々雪
ブラッコムマウンテン: 7cm雪が積もりました。 気温も昨日より若干上がり、その上風も格段に落ちたブラッコムマウンテン。 昨日の風向きと今日の風向きを考え、ノートラックパウダーを見つけて滑ってきました。 ターンのときに踏めば雪煙が上がり、腰くらいまで雪がかかりました。 ただ、今日も昨日同様の雲が山全体にかかり、山の中腹より下辺りは、視界20m位(リフトに乗ると二つ前が見えないです。) でしたので、滑るのにかなりおっかなびっくりでしたが、中腹以上はガスもかかっておらず、時折青空が見え気持ちよく滑ることが出来ます。 ガラガラのゲレンデで太陽の光が程よくさすなかパウダーを滑る、この上なく気持ちよい時間がすごせました。 私の中の今日のおススメコースは、スパンキーズラダーです。
(S.M.)

2010年2月のひとこと日記

2月1日(月) くもり
せっかくカナダに来たのだから!!ということで何らかの形を残すために、今日からCSIA(カナダのインストラクター資格)を受験しています。先生もカナディアン、生徒も僕以外はネイティブスピーカー。ただでさえ英語が良くわからない僕が、この中でやるにはかなりハード。滑りのほうは自身はありますが、英語でスキーを説明するのは、ちょっとという感じ。しかも、先生はスキンヘッドで耳にピアス。口ひげもあって、かなり怖いです。右も左もわからず、おまけに怯えながら残り3日間頑張ります!!果たして、受かるのか??いや、絶対に受かります!!!!(S.M.)

2月2日(火) くもり時々小雨
いよいよ2010年バンクーバーオリンピックまで残すところ10日。ビレッジ内のオリンピックモードも一気に上がってきました。いたるところに、オリンピックデザインの膜やバナー、そしてTV放送用?のステージやお立ち台的建物。今日は、ビレッジへ入る通りのコーナーに大きな「イヌクーシューク」=シンボルマークの石造が登場。セキュリティの人も増え、ボランティアの水色ジャケットを着たスタッフもかなり多くいろんなところで働いています。もうすぐなんですね~。滞りなくスタートして、天候などに煩わされること無く、無事に進むといいな・・・と願うばかり。(Y.K.)

2月3日(木) くもり時々雪
冬季オリンピック開催まであと少し。街中にはオリンピックでボランティアをする人達が誇らしげに青いユニフォームに帽子といういでたちで歩いていたり、ステージや、チケット・オフィスやらがあちらこちらに作られたりと、ここへきて一気にオリンピック・ムードが盛り上がっています。カナダ・チームを応援する際、皆が手につける赤いミトンの手袋も、飛ぶように売れているそう。この、始まる前のワクワク感も、なかなかいいものです。(Y.K.2)

2月4日(金) くもり時々雪
今日はCSIA Level1の最終日。最終日は、英語で初歩的なスキーの技術を教えるというのが試験科目。僕のように英語が苦手な者としては、最大の難関です。僕が出来ること、とにかく一生懸命に情熱あふれるスキーの指導方法をすることです。難しい英語を使わず、簡単に元気よくやりました。やれることはすべてやりました。正直受かる自信はありませんでしたが、結果は合格でした!!よかった~(^0^)V (S.M.2)

2月5日(金) 雪 後 くもり
ウィスラーに聖火がやって来ました。夜の6:55にウィスラーマウンテン麓に到着&セレモニーがあり仕事の後に気軽に行ってみた所・・・人人人・・・報道報道報道・・・とんでもない何万人もいる?って感じで、人だかりで何も見えず、どこか見えるところを探そうとゲレンデに森の端からやっとの思いで登っていくと、周りの皆がゲレンデの上を向いていて?と上を見ると、トーチをを持ったスキーヤーが聖火をもらって滑ってきました。Ohhh!さすがウィスラー!かなり苦労して見に行きましたが、その甲斐がありました。それにしてもすごい人でしたが、聖火を生で見ること出来て嬉しかったし、なんかご利益がある?とつい思ってしまうのは日本人の心でしょうか!?オリンピックイベント始まり始まり~・・・のエキサイティングな夜でした。(Y.K.)

2月6日(土) 晴れ時々くもり
オリンピックに向けて、世界中の人を歓迎するためのプログラム、「Ask me! I'm a local.」というものがあり、街のことをなんでも聞いてもらえるよう、ローカルと分かるバッジをもらいに行きました。私には英語のバッジの他に、日本語のものもくれたのですが、見た瞬間に、「うーん。」とうなってしまいました。「ちゃんと意味が通じる?」と係りの人が聞くので、言いにくかったけれど、この訳はちょっとヘンです、と思い切って伝えました。街で、「私に尋ねなさい!」というバッジを着けている日本人をみかけたら、お気軽に尋ねなさい!じゃなくて、お声をおかけください。(H.Y.)

2月7日(日) くもり
NHKの「地球アゴラ」にウィスラーからスカイプを使っての生出演という人生最大級!のイベントが終了しました。日本の夜10:10はウィスラーの朝5:10、その前に回線チェックやリハーサルやらで、実際は夜中2:30ごろから日本スタジオとやり取りをしていたのですが、全国の人々に醜態をさらせない!とボーっとしている頭を何とか起こして、ドッキドキの爆発しそうな心臓を何とかなだめながら、必死だったんでしょうね、あっという間に出番は終了し、終わったときにはホッとすると同時にもう終わり・・・と、ちょっと寂しげな感じもありました。私もTVで流れている映像を見ていたのですが、ウィスラーのVTRを見ながら美しい景色に喜び、良い所だな~と思ってしまうのは変?じゃないですよね。ウィスラーは、やっぱり素晴しいところです!!(Y.K.)

2月8日(月) くもり
夢をかなえるため!!という気持ちを胸にやってきたWhistler。毎日、その夢に向かって精進しています。その夢と希望に満ち溢れた私が書いた原稿が、ナント出版社のホームページに掲載されました。こういう風に紹介されると、もっともっと頑張らなくてはならないと襟を正す反面、掲載されたページを見て、一人ニンマリしてしまう自分がいます。日本ドリームプロジェクト→みんなの夢紹介→夢を夢で終わらせたくない  で進んでいただけると見ることが出来ます。もしよろしければご覧下さい。(S.M.)

2月9日(火) 晴れ時々くもり
2010年冬季バンクーバー・オリンピック開幕まで、あと3日となりました!バンクーバーでの会場となっているサイプレス・マウンテンは雪不足のためにしばらく前から山の一般開放を中止していました。そのためか、ウィスラーにも雪がない、という噂が広がっているようです。が、ウィスラーには雪があります!!たくさんあります。みなさんご安心下さい。ウィスラーでのオリンピックの準備は着々と進んでおります。(Y.K.2)

2月10日(水) 雪
今日はバンクーバーで2010年冬季バンクーバー・オリンピックの開会式のリハーサルが行われます。このためバンクーバーにはたくさんの報道陣が詰めかけていましたが、ウィスラーでも各国のテレビ局のクルーをたくさん見かけるようになりました。カスケード・ロッジ前には、カナダのテレビ局CTVの臨時スタジオもできあがり、オリンピックの様子を世界に向けて発信する側の準備も万端のようです。(Y.K.2)

2月11日(木) 雪
昨日、ウィスラー山で滑っていると、イタリア・チームが、テレビカメラに向かってかっこよく陣形を作って滑る!!という撮影の打ち合わせをしているところに出くわしました。普通に一般開放されているコースで撮影していたので、私を含め何人かのスキーヤー・ボーダーが止まって見ていました。綺麗に滑り降りたときにはみな拍手。こんなに身近に選手を見ることが出来るなんて、贅沢だなぁ、と楽しい気分になりました。(Y.K.2)

2月12日(金) 晴れ時々くもり、後雨
とうとう始まりました、2010年バンクーバーオリンピック!夕方6:00の開会式。オフィスの仕事を6:00に追え、そのままオフィスの前の階段を上がって、ゴンドラ乗り場へ行き、雪の上に設置された大画面で開会式を見ました。スノーボードが雪山を滑ってくるシーンの途中からでしたが、雪面に灯されたメープルの火がなんとも印象的で感動的な幕開けと勝手に喜んでいます。画面の前には大勢の人たちがいて、選手団の入場になると、各国が紹介される度に周りの一部から、歓声と拍手とが沸き起こります。世界各国の人たちがいるんだな~と感心しながら、日本選手の入場には拍手と歓声をあげました!さあ、これからです!冬のスポーツの祭典を真剣に大いに楽しみましょう!(Y.K.)

ビレッジの喧騒を離れてバックカントリー<2/13撮影>

2月13日(土) くもり時々雪
ウィスラーのあちこちで、毎日さまざまなアーティストによるライブ・パフォーマンスが行われています。表彰式のあるメダルズ・プラザでのライブにはチケットが必要ですが、チケットなしで楽しめるイベントもたくさん行われています。普段は日曜日にだけ開催される、ファイヤー&アイス・ショーもオリンピック期間中は毎日行われ、ストリート・パフォーマーのみなさんも、ビレッジのあちこちで道行く人達を楽しませています。ウィスラーは、競技場以外もお祭り騒ぎです。(Y.K.2)

2月14日(日) くもり時々雪
ジャパナダのオフィスはヒルトンホテルのロビー階にありますが、そこから階段を上がると、ちょうどCTVの臨時スタジオが目の前です。今日仕事終わりの午後6時に出て行くと、CTVスタジオの前にすごい人!!何かと思ったら、大画面で男子モーグルの決勝を見ているのでした。カナダ代表のアレックス・ビドローが滑っているところで、みなさんものすごい歓声を上げていました。カナダ勢にとってこのオリンピック初の金メダルということで、みな大興奮。そして脳に障害のあるお兄さんに「この勝利をささげる」と、抱き合って喜ぶ姿に、大感動でした。(Y.K.2)

2月15日(月) くもり
日本のスピードスケート、凄かったですね。シルバーとブロンズ!やりました!それにしても日本のスピードスケートのユニフォームが、「スーパーヒーロー」のようで、やたらかっこ良く、膝上からの長いブーツのようなデザインが、足を長く見せ、他国のユニフォームより秀でて良かったです。あのぴたっとしたユニフォームってデザインによって随分見え方が違うな~とデザイナーに感動し、そのスーパーヒーローが、2位3位と本物ヒーローになり、感心と感動の夜でした。この調子で、日本選手勢いに乗ってがんぱって下さい!(Y.K.)

2月16日(火) くもり時々雨・雪
フィギュア・スケートのショート・プログラム、高橋大輔選手が3位、織田選手も4位、小塚選手8位と、日本勢大健闘!!!男子といえどやはりフィギュアスケートは華がありますね~!高橋選手の演技も、1位のロシア・プルシェンコ選手、2位のアメリカ・ライサチェク選手の演技も完璧で、見ていて鳥肌が立ちました。観客の歓声もすごかったです。フィギュア・スケート日本勢、ここから勢いに乗って大活躍してくれると良いですね!(Y.K.2)

2月17日(水) 晴れ
昨日に10cmの積雪が降った上に、今日はひさしぶりに雲ひとつない快晴。こんな日は、バックカントリーでしょ!ということでブラッコムグレーシャーを越えて、プチバックカントリーに出かけてきました。まずは準備ため、グレーシャークリークに入ったところ、オリンピック観戦の人たちでごった返していました。が、雪と天気の揃ったこんな日はやっぱりスキーでしょ!と、画面を横目出発。グレーシャーチェアーに乗り、ハイク30分で、ノートラックのシャンパンパウダーにありつけました♪ボール状の地形だったのでゲレンデにはない最高の雪を堪能してきました。一本滑り、あまりにも気持ちが良かったので、雪の上で昼寝をしました。風の音以外何も聞こえない、これまた最高のひと時でした。(S.M.)

2月18日(木) 晴れ
オリンピック応援の方々が、日本からたくさん到着されています。スケルトンの応援、ジャンプの応援・・・チケット売り場や、競技会場の行き方などをご案内しながら、私は会場にいけないものの、一緒になってなんだか高ぶる気持ちが移ってきます。ので、「私の分も応援お願いします!」とお送りしますが、みんなの気持ちが一緒になるって、良いですね。帰宅後TVで競技観戦をしますが、観客を移したときに日本の応援団にお客様がいないかな?とさがしたり、競技以外でも目が離せません。いろんな楽しみがあるオリンピック中です。でも実際に見に行ったら、TV観戦の興奮どころじゃないんでしょうね。行くチャンスを見つけてみようと思います。(Y.K.)

ビレッジノースに作られた五輪マーク<2/19撮影>

2月19日(金) 晴れ
アルペンの男子スーパー大回転を見に行ってきました。といっても、チケットは持っていません! なんと今大会は、史上初、パブリック・ビュー・エリアという、スキー場のコース上から試合を見ることが出来てしまうという場所が作られ、スキーやスノーボードをしにきた人達も、チケットなしで観戦することが出来るのです。なんて画期的!特に最近天気が良いので、みなさんピクニックのように、座り込んでお菓子を食べながら観戦していました。皆さんも是非、スキーのついでにオリンピック観戦?オリンピック観戦のついでにスキー?しにいらっしゃってください。(Y.K.2)

オリンピック期間中のビレッジの様子<2/20撮影>

2月20日(土) 晴れ
オリンピックのアルペンやノルディック競技の応援で定番となっている、カランカランという鐘の音。アルプスの牧草地でも響いていそうなカウベルです。この時期ウィスラーの街のあちこちで売られていますが、わざわざ買っても後で使わないだろうし。。などと思っていたら、TVコマーシャルで、オリンピックスポンサーのBell社(携帯会社)が携帯にダウンロードできるアプリケーションで「カウベル」の音をどうぞ!と宣伝していました。なるほど・・・便利な世の中になりました。(H.Y.)

2月21日(日) 晴れ
クロスカントリー・スキーを観戦に行きました。ここのところウィスラーは毎日快晴で、暑いくらいの陽気に恵まれています。その青空のもと、真っ白な雪の上で、色とりどりの各国の応援コスチュームに身を包んだ人達がこれまた色とりどりの旗を振って、大歓声で応援する姿は、なかなかおもしろかったです。(もちろん競技自体も見ごたえ十分でした!)(Y.K.2)

2月22日(月) 晴れ
唯一持っているオリンピックチケット「メダル授与式」に行ってきました。早めに行ったつもりが、すでにステージ前には人が多く、後ろの方になってしまいましたが、やはり画面じゃなく自分の目で見て、歓声を上げる周りの人たちい囲まれ一緒に歓声を上げ、感動!感動!いっぱいでした。表彰はクロスカントリーのリレー、二人乗りボブスレー、そしてジャンプの団体戦で、全て複数のチームだったため、表彰される側もチームと喜びを一緒に出来るためか、一人で表彰される表情より喜び方が倍増しているような感動も複数倍といった感じでした。終わった後のコンサートも興奮そのままに流れにのって!楽しい夜でした。(Y.K.)

2月23日(火) くもり時々雪後小雨
ノルディック複合(団体)を見に行ってきました。昨日までとは違い小雪混じりで寒い中、待ち時間が長くてちょっと大変でしたが、競技中はそんなことも忘れ夢中で日本チームを応援してきました。後半のクロスカントリーでは、ノルウェー人のグループが隣りになり、5位争いに応援席でも熱い戦いがありました。結果は日本が6位でしたが・・・明後日の個人戦もさらに頑張って欲しいです!(H.Y.)

2月24日(水) くもり時々雪・雨
女子フィギュア・スケートの本番前の練習を、バンクーバーのパシフィック・コロシアムに見に行ってきました。朝の9時から12時10分までで、順位が下の選手から4人くらいずつ出てきて、一人ひとり本番用の曲を流してリハーサルします。そしてその間も、氷上のほかの選手達は自分の練習をしています。1グループ50分ほどで、最後のグループは、超豪華!!真央ちゃん、キム・ヨナ、ミキティー、ロシェットたちが、同じ氷の上であちらで回転、こちらでジャンプ、とどこを見てよいか迷ってしまうほどでした。近くで見ると、更に細くてかわいい選手達。明日の本番が楽しみになりました。(Y.K.2)

2月25日(木) くもり時々雪・雨
数日前までさんさんと太陽が降り注ぎ、まるで春のようだったウィスラーですが、ここのところ山の上では連日雪が降り、毎日フレッシュ・パウダーを楽しんでいただけます。オリンピックのおかげ?で人も少ないですので、リフト待ちもあまりなく、さらにアルペン競技の行われている日は、スキー・スノーボードの合間に無料で観戦を楽しんでいただくこともできます。更に町を歩けばオリンピック選手を発見することも!?さまざまな楽しみ方の出来るこの時期のウィスラー。オリンピックは残り僅かとなりましたが、パラリンピックもございます。みなさま、この機会に是非ウィスラーにお越し下さい。(Y.K.2)

2月26日(金) 雨・雪
男子4人乗りボブスレーを観戦してきました。生まれて初めて生で、目の前でボブスレーを見たのですが、すごい迫力でした!!ドドドドド・・・!!と地響きのような音をたてて近づいてくる音が聞こえすごいスピードで目の前を通り過ぎていくボブスレーは、圧巻!意外にチケットが安く、それが功を奏し?コースのすぐ近くで見ることが出来ました。コースの上(スタート地点)から下(ゴール前地点)まで自由に歩きまわれたので、何度も上り下りして、クタクタになりましたが、とても良い経験になりました。(Y.K.2)

2月27日(土) 雨・雪
2010年冬季オリンピックも残すところあと2日となりました。観戦に来ていたたくさんの人達も、帰路につき始めたのかだんだんとウィスラー・ヴィレッジ内の人が少なくなってきて、ウィスラーはいつもの落ち着きを取り戻しつつあります。終わってみれば、あっという間の2週間。あのお祭り騒ぎの後では、なんだか少し寂しい気分にもなりますが、スキーヤー・スノーボーダーのみなさんにとっては、ようやくウィスラーに滞在しすい時期がやってくるということでもあります。オリンピックの興奮がまだ残るウィスラーへ、ぜひ滑りにいらしてください。(Y.K.2)

沢山の感動をありがとう!バンクーバーの聖火<2/28撮影>

2月28日(日) 雨のち晴れ
今日はオリンピック最終日。アイス・ホッケーのカナダ対アメリカ、という大試合がありました。試合自体はお昼からだったのですが、朝からホッケーのユニフォームを着た人々がバーに陣取り、ビールを飲んでいました(!)試合が始まると、ビレッジ内の大きなスクリーンの前は人で埋まり、みな旗をふったり、鳴り物を鳴らしたりと、応援していました。試合は同点のまま、サドン・デスに突入し、最後はカナダのゴールで幕切れ、という劇的な結果となりました。そのときの盛り上がりといったら・・・ビレッジは大変な騒ぎでした。(Y.K.2)