9月7日(土)くもり ひとこと日記

 庭に植えたハマナス。夏が近づくとピンクの花を咲かせ秋にはご覧のような赤い実をつけます。 「知床旅情」の歌詞にある「知床の岬に~ハマナスの咲くころ~♪」。 子供のころ良く聴いたメロディですが、ハマナスがこういう花だということを、実はカナダに来るまで知りませんでした。 山麓の至る所に咲く花がハマナスの仲間だと知ると、ウィスラーにもあるんだという驚きと共に親近感が湧いてきて「そうかぁ~、キミがハマナスかぁ、初めまして」そんな気分になりました。

 そんなことから、庭にハマナスを植える、というのはひとつの夢でもあったのですが、近所の目は「おいおいそんなの植えちゃって…」みたいな反応。 その謎が数年経つと良くわかりました。 可憐な花からは想像できない繁殖力! 上に伸びるスピードも速ければ、根を張る速さとたくましさもケタ外れ。 所かまわず次から次へと新芽が出てきて放っておくとジャングル状態。 しかもこの実はクマの大好物。 今年もそろそろ切り取って、近所の人からひんしゅくを買わないように気をつけます。
(J.Y.)