不定期連載「知って安心!スキー場 看板シーリズ」第2回は「SKI AREA BOUNDARY」パート2です。(パート1はコチラ) 上の写真はスキー場敷地の境界線に設置された看板の一例で、看板から向こう側は「バックカントリー」の扱いとなります。 ウィスラーではリゾートスキーと同様にバックカントリーも大変人気。 特にリフトアクセスのバックカントリースポットを楽しむために沢山の方がウィスラーを訪れます。 したがって、看板の向こう側を滑る人やトラック自体は良く見かける一般的な光景で、そういった事情を知らずに必要な知識や装備を持たない一般のお客さんが迷い込んでしまうと遭難の危険性が高まります。
また、ウィスラーにはコアなローカルが好んで滑走する「サイドカントリー※」的なスポットもあります。 こちらもバックカントリーに属することは変わりありませんが、比較的軽装備で滑走する方も多く、一般の方がより勘違いしやすいかもしれません。 次回は、このサイドカントリースポットで実際に遭難しかけたプロスキーヤーの動画をご紹介したいと思います。
(T.W.)
※サイドカントリーの定義自体はあいまいですが、ここでは「スキー場に近く、リフトアクセスで、大きな登り返しなくスキー場に戻ってくることができるバックカントリーエリア」を想定しています。