2009年12月のスノーレポート

12/2(TUE) 晴れ
ウィスラーマウンテン: 素晴らしく晴れ渡ったウィスラー、どこまでも見渡せる景色は一見の価値あり! 気温が低くなく風もない、穏やかな気候だったのも、のんびり景色を眺めるのにいい感じです。 ゲレンデは人もまばらで斜面を大きく使ってのハイスピードクルージングも可能です。 気になる雪質は山頂付近ではエッジの食いつきの良いサラサラ雪。 標高が下がるとだんだんと固くなり、下山コースでは所々アイスバーンも顔を覗かせています。 長い距離を一気に滑走すると雪の変化に対応するいいトレーニングになります。
(Y.S.)

12/3(THU) くもり時々晴れ
ブラッコムマウンテン: 山の上の気温が朝の時点で1℃となったウィスラー、視界は良好で風も無く、いい陽気の中でのスキーとなりました。 お客さんが少ないので本日も圧雪斜面のクルージングが気持ちのいいこと。 お客さんも海外に来た充実感を味わっていました。 標高が下がった場所や、日陰斜面では固くなっている斜面も出てきますが、固いですね~とお客さんに話を振ると、「日本ならこれが普通ですよ、上の雪がいいんです」と言われる始末。 どうやら贅沢病にかかっているようです。 麓への下山コースは雪付きが不十分な為閉鎖されていますので、下山にはゴンドラをご利用下さい。
(Y.S.)

12/4(FRI) 晴れ
ウィスラーマウンテン: 今日は、ハーモニーとエメラルド方面を中心に滑りました。 ハーモニーの稜線上は風をシャーベット状の雪が舞い顔を出しているとバチバチあたって痛いです。 ネックウォーマーなどが必要です。 また、ハーモニーの下の方は斜面が固く、ボール状の氷の塊があります。 注意してください。 エメラルド方面はウィスキージャックとエゴボールがグルーミングされておススメです。 今日のように寒く、風が強い日は、風向きと太陽の位置を考えながら滑るといいと思います。
(S.M.)

12/5(SAT) 晴れ
ウィスラーマウンテン: ピーカンの良い天気。 しかし、山頂付近の気温は-15℃前後。 特に風が強く向かい風に当たると緩やかな斜面では全然前に進まずに厳しい状況。 そのせいもあり、ハーモニー、シンフォニーエリアには滑っている人はほとんどおらず、ラウンドハウスより下のエメラルド・ビッグレッド周辺を滑っていました。 週末ということと、人が一箇所に固まっていたこともあり、コース上は人が多く、コースの真ん中などで止まっていたり座り込んでいる人も良く目に付きました。 事故を防ぐ為にも休憩するときはコースの脇もしくは、邪魔にならない場所に移動してからにしましょう。
(Y.S.2)

ウィスラー&ブラッコムマウンテン: 抜けるような青空。 しかし、寒気の影響で山頂付近の気温は-15℃前後と低く、北風が吹きつける寒い1日でした。 風に向かって滑らなければならない場所では、顔や耳など外気に露出している部分が凍傷になりえます。 皮膚が白くなっていたら凍傷の兆候なので、すぐにグローブなどで覆い軽く押すなどを繰り返し、血液の循環を促しましょう。 圧雪されたコースでは、全山を通じて至るところにアイスバーンが顔をのぞかせています。 スピードコントロールには十分注意して下さい。
(J.Y.)

12/6(SUN) 晴れ

ウィスラーマウンテン: 今日は強風のため、レッドエクスプレスは運休でした。 ゴンドラあたりの標高で‐18℃だったので、ハーモニー方面には行かず、寒かったらすぐラウンドハウスに逃げ込める、エメラルド方面を滑りました。 しか~し、エメラルド方面は真正面から風が当たり、体感気温は‐20℃をはるかに超えていました。 今日みたいな日は、首や顔を覆えるネックウォーマーが必須です。 極力皮膚を出さないことが凍傷防止につながります。 ゲレンデコンディションは、カリッカリのアイスバーン。 斜面の変わり目なとが特に凍っています。 フル回転の人工降雪機のおかげで、ウィスラーゴンドラの中間乗り場であるオリンピックステーションから、ヴィレッジまで滑って降りられます。 ここはアイスバーンではなく、エッジが噛みやすく滑りやすかったです。
(S.M.)

12/7(MON) 晴れ
ウィスラーマウンテン: 山の上はマイナス20℃以下。 冷え込んだウィスラーです。 しかし中腹では風が無いせいか思ったほど厳しくありません。 それに比べて頂上付近では強い風が吹いていて、強烈に寒いです! お客さんの記念撮影でカメラを構えていると、すっかり手がかじかんでしまいました。 景色は素晴らしいのでのんびりしたいところですが、本当にのんびりしていると凍傷は必至です。 まだこの先も冷え込みは数日続くようですから、防寒対策は忘れずに。 一枚多めに着て、ネックチューブもあったほうがいいです。 気になる雪質は程よく締まったハードパック。 固~くなっていることを予想して、前日エッジを磨いたので、食いつきの良い素晴らしい雪に感じられました。 標高をどんどん下げていくとだんだん固くはなってきます。 麓までの下山コースもオープンしていますが、降雪機で雪をつけているので、まだ小石が転がる場所などもあります。 下山コースの入り口には注意を促す看板も立っている状態なので、無理せずゴンドラ下山もありでしょう。
(Y.S.)

12/8(TUE) 晴れ
ウィスラーマウンテン: 今日もキンキンに冷えてます。 山の上は約マイナス20℃。 これだけ寒い日が続くと滑っている人の数もまばら。 全体的にリフト待ちも一切無く快適に滑れます。 日のあたる斜面は少し雪が緩みエッジがよく食って滑りやすいですが、ひとたび日陰の斜面に行くとツルンツルンでまったくエッジが噛みません。 アイススケートのように突然滑って転倒する人も見られましたから、気をつけて滑りましょう。
(Y.S.2)

12/13(SUN) 小雪
ウィスラーマウンテン&ブラッコムマウンテン: 寒さは一時期に比べて和らいだものの、風が冷たく体感温度は寒い一日。 ピステンをかけたばかりの午前はエッジも噛みやすく滑りやすかったのですが、午後になると削られてアイスバーンの斜面が増えます。 斜面によってコンディションは様々でしたがショーケースTバーでブラッコム頂上まで上ると、サラサラの粉雪が10cm以上積もっていてスプレーを巻き上げながら気持ちよく滑走できました。 週末ということもあり山のクローズ時間に近づくと下山コースは大混雑。 ゆっくりと周りを見ながら接触に気をつけて下山しましょう。
(Y.S.2)

ウィスラーマウンテン: 山の上の気温がマイナス13℃とこれまでに比べると寒さが緩んだのですが、低気圧の接近で雪が舞い始め、風も出てきたので寒さが身にしみました。 標高1850m付近の斜面は相変わらずエッジさえ研いであれば食いつきのいい雪なのですが、標高を下げていくと固~い斜面となっていきます。 そして一番麓、ここ最近ずっと麓までマイナスの気温が続いていましたから、降雪機がフル稼働。 そのおかげで下山コースは快適に滑走できるようになりました。 降雪機万歳ですね。
(Y.S.)

12/14(MON) 晴れ時々くもりと小雪
ブラッコムマウンテン: 前日からの降雪は2cm。 斜面の雪質は前日とそう変わりはありません。 天気はだんだん曇ってきて、下山時には小雪が舞いました。 天気予報では今夜の降雪予報10cm。 しばらくまとまった降雪がなかったので、斜面のコンディションが良くなるのが楽しみです。 ブラッコム山も降雪機フル稼働で、下山コースはオープンされていますが、所々小石も転がっています。 板を傷つけたくない人はゴンドラを利用しての下山がいいかもしれません。
(Y.S.)

12/17(THU) くもり
ウィスラーマウンテン: 連日降雪の続くウィスラーですが、少し気温が上がってきました。 圧雪斜面も降雪の影響でずいぶんと滑りやすくなりました。 未圧雪斜面は平日でお客さんが少ないこともあり、午後でもパウダー滑走も可能です。 標高が下がってくると雪の含む湿気が多くなり、未圧雪ならば重く、圧雪斜面は湿り気を持ちながら締まった雪へと変化していきます。 山の上の気候としては、先週までの寒さが嘘のように過ごしやすくなりました。 麓へ戻ったお客さんは「暑い、暑い!」と連呼しているくらいです。 体温調整が出来るように、脱ぎ着の出来る服の重ね着がお勧めです。
(Y.S.)

12/18(FRI) 雪
ウィスラーマウンテン: ウィスラー山の下部では濃霧。 中腹で視界が開けて、また山頂付近では濃霧。 そのせいか滑っている人はまばらでした。 アルパインエリアは視界がゼロに近い常態で10m先すらよく見えないほどの視界の悪さと、強風と、雪と・・・でしたが雪質は最高。 深雪パウダーに困らない1日でした。 ただし、森林限界を超えたアルパインエリアでは目印になるようなツリーなどの目印が少ないため、こんな時ウィスラーを初めて滑る方は、ゲレンデガイドを申し込んで楽しいシークレットポイントで思いっきり楽しみましょう!
(Y.S.2)

12/19(SAT) 晴れのちくもり
ウィスラーマウンテン: 大勢の人で賑わう週末のゲレンデ。 レストランはかなりの混雑を見せていましたが、上部のゲレンデがオープンした分、人が分散されてリフトの待ち時間はほとんどなし。 ゴンドラ終点から上の山頂付近はやわらかく気持ちのよい雪でした。 中間から下はガッツリ絞まったハードパック。 圧雪バーンには場所によりデスクッキー(氷の塊)が転がっていて、「あっ」と思った瞬間エッジをさらわれ、冷や汗ものでした。 予報では今晩からまた雪。 期待しましょう!
(J.Y.)

12/20(SUN) 雪と雨が頻繁に変化
ウィスラーマウンテン&ブラッコムマウンテン: 昨晩からの降雪は17cmで、日中もさらに降り続いていました。 先週の金曜日で学校が冬休みに入ったこともあり、リフトはどこも混みあっていました。 雪崩の危険性が高く、山頂付近のリフトが営業していなかったせいもあるのでしょう。 そこで、中腹のリフト数で勝るブラッコム山に移動。 混んではいましたが、ウィスラーよりはずいぶんましでした。 しかし、天気は雪が雨に変わったり、雪に戻ったり。 新雪は重く、圧雪斜面は湿った雪が踏み固められ、堅くなっている場所もありました。 深い湿雪に足をとられ転倒し、パトロールにお世話なっている人も多く見られました。 お世話にならないように気をつけましょう。 ホリデーシーズンに入ったこともあり、今まで閉まっていたリフトやレストランの営業も次々に始まりました。 ワッフルやステーキサンドが人気のクリスタルハット、そこへのアクセスに便利なクリスタルチェアの営業も始まりました。 
(Y.S.)

12/21(MON) 雪
ウィスラーマウンテン: 雪の降り続いたウィスラー、麓まで真っ白になりました。 リフトは昨日に比べると若干待ち時間が少ないものの、やはり混んでいます。 朝の時点で山の上の気温は-2℃。 ラウンドハウス付近は風が強く、気温よりも寒く感じました。 雪はラウンドハウス付近は深さはあるが重めのパウダー。 標高を下げると抵抗はどんどん強くなっていきます。 途中で湿雪が踏み固められた張り付くような雪にもなりますが、さらに標高を落とすと、春雪のような水分の多い滑りやすい雪へとまた変化していきます。 明日からはまた晴れるようですから、放射冷却に期待したいところです。
(Y.S.)

12/23(WED) くもり
ウィスラーマウンテン: 先週末よりエリア開放されたフルートボウルで行う、バックカントリー入門ツアーの案内をしてきました。 うす曇だったので景色も良く見えお客さんはハッピー。 風もなくそんなに寒くない気候で、初めての登るための道具に戸惑う時間も苦にならなかったようです。 滑ったエリアは登らないと滑ることが出来ない場所なので、斜面の荒れも少ない場所。 標高2000m付近では表面の雪が少しパックされていて気になりましたが、少し標高を落とすと、気になる雪はなくなりサラサラに。 ここでいい雪を滑っていたものですから、帰りに通った下山コースのあまりのカチコチさに驚くばかりでした。 
(Y.S.)

12/24(THU) くもり時々晴れ
ウィスラーマウンテン: 麓が冷え込み山の上の方が気温の高い日となりました。 ウィスラーゴンドラ山頂駅を降りると、麓より暖かい気温が迎えてくれます。 お客さんから漏れる声も「なんか暖かい…」 そこから標高を下げるに従い寒くなり、斜面も締まってきます。 また日陰斜面は寒い場所が多いですから、あまり油断して薄着で山の上に上がることはないようにしましょう。 暑ければ脱ぐことも出来ますが、寒い場合にはつらいばかりです。 暖かいとは言っても山頂でもプラスの気温ではありませんでしたから、雪が融けてしまうことはなく、特に山頂付近では滑りやすい雪を楽しむことが出来ます。 
(Y.S.)

12/25(FRI) 晴れ
ウィスラーマウンテン: 朝ゴンドラを降りた瞬間、周りの人からの第一声が「うわー、暖かい。」でした。 なぜなら今日はインバージョンという気温の逆転現象(麓のほうが山の上より寒い)が顕著に現れた日だったからです。 ゲレンデ状況は山の上は雪が少し緩み、麓に下りてくるにつれてカリカリになってきます。 山に出かける前にWhistler&Blackcombのホームページなどで天気と気温を確認していくと、山の一番良い場所を滑ることが出来ます。 ハーモニーとシンフォニー方面の圧雪斜面は、エッジがかかりやすい良い斜面でした。 また、この時期は日の出の時間が遅いのでフレッシュトラックに参加されるとゴンドラに乗りながら、ヴィレッジの夜景を楽しむことが出来ます。 今日は空気が澄んでいたので、きれいな夜景が楽しめました。
(S.M)

ブラッコムマウンテン: 晴天の一日。 インバージョンで山の上はポカポカで、雪もだいぶ緩みとても滑りやすくなっています。 7thヘブンからの絶景も素晴らしいものでした。 クリスマスホリディ期間中ということもありゲレンデは人が多くなっていますので、周りを意識しながら注意して滑りましょう。
(Y.S.2)

12/27(SUN) 晴れ
ウィスラーマウンテン: ここ2~3日晴れの日が続いているウィスラー。 空気が澄んでいる朝一のウィスラーピークからの眺めは最高です。 全体的に昨日より気温が低めだったので、斜面のコンディションは若干アイスバーンのところが出てきました。 女子のアルペン競技が行われるWild cardはカリッカリのアイスバーンです。 さすがオリンピックコースといったところですね。 年末年始のシーズンでお客様も増えてきました。 特にピークからハーモニーの方に行くコースはコース自体狭く、そこに多くの人が集中するので、注意しながら滑る必要があります。 
(S.M)

ブラッコムマウンテン: 7th Heavenは太陽が常にあたり、滑っていて非常に気持ちが良いです。斜面のコンディションも、若干のアイスバーンはあるものの、そこまで苦になるものではありませんでした。 ただ、太陽が当たらない部分は、アイスバーンなところが多かったです。 全体的にブラッコムの方が人が少なかったような気がします。
(S.M)

ウィスラーマウンテン: 本日もインバージョンで山の上が暖かく、雪も緩んで滑りやすいコンディションです。 今日はホリデイ期間中の日曜日ということもありお昼頃には各リフトは大混雑。 こんな日は一足早くフレッシュトラックを利用して空いているゲレンデを快適に滑って、早めに下山してしまうのも良いかもしれませんね。
(Y.S.2)

12/28(MON) くもり
ウィスラーマウンテン:  午後から天気が悪くなるという予報なので、朝一でウィスラーピークに行ってきました。  案の定、午後からは空一面雲が広がり、雪がちらほら。 気温も徐々に下がってきました。 斜面のほうは若干アイスバーンになりつつあります。 急斜面を滑る際は注意が必要です。 ワイルドカードとハイウェイ86が交差する場所はオリンピックに向けてコースの起伏が変化しています。 3つのコースが合流する要所でもあるので、注意が必要です。
(S.M)

12/29(TUE) くもり
ブラッコムマウンテン: 7thヘブンの上のほうは、雲にすっぽり覆われ、景色が全く見れませんでした。 斜面変化・分岐点が非常にわかりにくかったです。 斜面のコンディションは若干のアイスバーンですので注意が必要です。 7thヘブンの下のほうは視界が良く、気持ちよく滑ることが出来ました。 WISHBONEはところどころアイスバーンがありました。
(S.M)

12/30(WED) 小雪
ウィスラーマウンテン: 今日はフレッシュトラック&朝食ガイドとしてウィスラー山に上がってきました。 朝一のエメラルド周辺のグルーミング斜面はいい感じに締まったバーンで、人も少なく大変気持ちが良かったです。 ウィスラー頂上から少し行ったところにあるサドルは日に日にアイスバーン化が進んでいます。 午後になるにつれて、山全体がガスに覆われはじめました。 ウィスラーは大きな山なので下のほうでガスがかかっても標高を上げるとガスから抜け出せるということもあります。 年末ということもあり、人が増えています。滑走には十分注意してください。
(S.M.)
ブラッコムマウンテン: 小雪舞う本日は新雪が1cm。 1cmの新雪程度ではゲレンデに変化はありません。 ホリデイ期間中なので相変わらず集中しやすい、ソーラーコースター、エクセラレーターなどのチェアリフトは混雑しています。 端にあるリッジランナーなどは斜度も適度で、人も少なくて気持ちよく滑走できるのでお勧めです。
 (Y.S.2)

12/31(THU) くもりのち雪
ウィスラーマウンテン&ブラッコム山: 今年の滑り収めとなる大晦日。 強烈な混みではないものの、リフト待ちはある日となりました。 山の雪はさまざまに変化します。 固い斜面もあれば、やわらかい雪の圧雪斜面、クラストもありましたし、なぜか午後にノートラックのパウダーも滑走してしまいました。 ある意味滑り収めに良い日となったのではないでしょうか?  午後から降り出した雪が、明日多くの降雪になるようで山の状態は一変するかもしれません。 さてさて、自然からのお年玉となるのでしょうか?
 (Y.S.)

2009年12月のひとこと日記

12月01日(火) 晴れ
今日はウィスラーは快晴です!こんな日は圧雪されているゲレンデは硬くなりがちですが、なんといってもこのスキー場は広大ですので、フカフカのよい雪もたくさん残っているのです!それに、景色はばっちり見え、滑っていても、リフトに乗っていても、本当に気持ちがいいです。レストハウスでの休憩も、屋外のテラス席で、思わずゆっくりしてしまったり・・・気温は低いですが、スキー/スノーボードをする用に着込んでいるので、寒さを感じることもありません。雄大な景色は、「カナダにいるんだなぁ」という感慨をもたらしてくれます。このすばらしい景色を見ながら、いい雪の上を滑れるなんて、ウィスラーは贅沢です。(Y.K.2)

12月2日(水) 晴れ
今日も快晴でした。キリッと切れるような、引き締まる冷たい空気に澄んだ青空と雪山が美しく輝きます。その青空の真ん中を飛行機が通過し、白な尾を引いていきました。いつまでも見ていたい景色ですが、何しろ寒い。いそいそと暖かいコーヒーを買って、オフィスへ。屋内では、クリスマスの飾りが進み、これまた可愛らしい飾りの中にずっと居たい、と思ってしまう空間です。外も内も楽しめますね。(Y.K.)

12月3日(木) 雨
パキッと音を立てて車のフロントウィンドウが割れて1週間。早々に、割れている窓にも慣れてしまい、このままでもいいかと思っていましたが、また冷え込んだある日にヒビが更に横伸びしたのを見て交換を決意。車の修理・交換は基本的に自分でやっていますが、さすがにフロントウィンドウの交換は出来ないので車屋に頼むことに。ガラスをオーダーしてもらい、早速交換をしてもらいました。朝、車をドロップオフすれば夕方までには交換が完了すると言うことで、無事に日帰り入院で直りました。綺麗になったフロントウィンドウで気持ちよく運転してると、ダッシュボードの脇から一本の長い配線。。。窓交換の際に、この何かわからない配線の処理を忘れた模様。接続忘れたのか、はたまた不要な配線の処理忘れか。。。なんともカナダらしい。。。というか何と言うか。。。(Y.S.2)

12月4日(金) 晴れ
新人ガイドのS.Mです。今日はウィスラーヘリに新人あいさつ&ヘリスキー/ボードの説明を受けに行ってきました。スキーヤー・スノーボーダー憧れのヘリスキー/ボードツアー。ウィスラーヘリには日本人ガイドさんもいるので、英語が分らない方も安心して参加できるそうです。めったに乗ることが出来ないヘリコプターに乗り、極上パウダーを滑る。なんとも贅沢なツアーです。僕もお金を貯めて、いつか必ず行くぞ~!! (S.M.)

今シーズンも大好評!佐々木大輔と滑ろうツアー!<12/5撮影>

12月5日(土) 晴れ
いやー、寒いです!去年も12月に強烈な寒気団が来て山の上で-20℃以下なんてこともありましたが、まさにそれが再現されているかのようです。それでも、今日は気合を入れて完全な防寒対策をして、珍しくスキー板を担いで滑ってきました!去年から始めたスキーですが、まだ日が浅いので毎回滑るたびに新しい発見を見つけてられるのがとても楽しくいです。おかげで寒さもなんのその。1日集中して滑れました。しばらく降雪予報も無いので、のんびりと青空の下、スキーで滑ってようと思います。(Y.S.2)

12月6日(日) 晴れ
シーズンパスをゲットして以来、一度も休まず山に上がり続けている新人ガイドのSMです。しかし、最近徐々に脚に疲労が貯まり始めたところ、友人からの薦めでZETTの“EXTREME SUPPORT SOCKS”という靴下を履きはじめました。なんでも繊維会社と人間工学の人が共同開発した靴下のようで、実際にはいてみると全然違います!!程よく締め付けられ、滑走後の疲労の溜まり方が全然違います。クリスマス・お正月にガッツリ滑るぞ~という方は、おススメです。僕は、この靴下で年間滑走日数150日を目指します!!(S.M.)

ウィスラーピークから望むイヌクシュクとブラックタスク<12/7撮影>

12月7日(月) 晴れ
ここウィスラーでは連日快晴、そしてとても寒い日々が続いています。先日、山の上がマイナス21度と聞き、すこし山にあがるのをためらっていたところ、友人から滝を見に行かない?とのお誘いを受けました。まだウィスラーの周辺をあまり見たことが無かったので、是非!と行って来ました。ウィスラーを出てペンバートンの方向へ車を走らせると、ペンバートンのほうが標高が低いとの事で、雪がだんだん少なくなり、ウィスラーとはまた違った風景が楽しめました。滝もとてもきれいでした。今日は山にあがるのはちょっと、というときは、ウィスラー周辺の観光もお勧めです。(Y.K.2)

12月8日(火) 晴れ
スコーミッシュ観光ツアーへと行って来ました。冬のこのツアーの目玉は白頭ワシの越冬姿。野生動物が相手なので、必ず見られるものではなく、シーズン頭ということでどうかな?という気持ちはありましたが、4羽のワシを見ることが出来ました。写真を撮るには遠すぎる対岸の木の枝に留まるワシたちですが、違う方向から突然一羽が自分たちのいる側の岸へと飛んできてお客様は大喜び。なんともラッキーなワシの見学となりました。(Y.S.)

12月9日(水) 晴れ
オフの日に私用で隣町のスコーミッシュへ。用事を全て済ませてから、ふと昨日Y.S.が白頭ワシを見たという話をしていたのを思い出して見に行ってみました。ビューポイントの河原に言ってみましたが一羽も見当たらず。。。どこへ行ってしまったのか、少しウロウロと探してみるといました!まだ数は少ないものの5羽見ることが出来ました。コンパクトデジカメで最大ズームにしても豆粒くらいでまともに写りませんでしたが、こんどは一眼レフと望遠レンズ持って撮りにいきたいと思います。(Y.S.2)

12月10日(木) 晴れ
休日に壊れてしまっていた玄関先のセンサーライトを交換しました。センサーが動きを察知してライトが点くのですが、これが点かない状態の秋のある晩、夜遅くに帰ってきた時に奥さんが足を踏み外して捻挫をしてしまいました。その後日本への一時帰国、カナダへ戻ってからの忙しさがあったので、なかなか明るいうちに作業をする時間が無かったのですが、やっと取り付けることが出来ました。我が家の安全度上昇で一安心です。(Y.S.)

12月11日(金) くもり
弊社の業務にはお客様の案内や手配業務のほかにも、旅行者がケガや病気になった際に行う、医療通訳業務がありますが、最近の冷え込みで固くなった斜面の影響もあり、ここのところ滞在者のケガが多く、医療通訳業務担当者が出ずっぱりになることが非常に多いです。このサービスは旅行者の安心に一役買っているわけですが、一番いいのはケガ、病気が無く通訳のお世話にならないことです。皆さん、コンディションに合わせ、無理をせず、安全に滑走を楽しんでくださいね。(Y.S.)

12月12日(土) くもりのち晴れ
今日は、100日スキーに参加の方の歓迎会と、シーズンスタートの決起会(キックオフ)を兼ね、パーティを行いました。それぞれにポットラック(1品持ち寄り)にて、100日スキー参加者のお宅で、スキー談義に花を咲かせました。楽しい話は尽きることはありませんが、あっという間に夜も更けていきますね。この記念すべき、オリンピックイヤーを皆で思う存分楽しみたいと思います!(S.N.)

12月13日(日) くもり
11月中ごろの、連日の大雪がうそのように、しばらく快晴の日々が続いていたウィスラーですが、今日は久々にビレッジでも雪が降りました。火曜日からは、またまた大雪の予報!?予報では、気温もいままでより格段に暖かくなるようです。クリスマス・お正月シーズンに向けて、山がたくさんの旅行者を迎える準備をしているようです。(Y.K.2)

12月14日(月) くもり
明日から久々の雪予報です。私の周りの人たちも、板にワックスをかけたり、いっしょに滑りに行こうと友達を誘う電話をかけたり、みんなそわそわしています。明日からしばらく雪予報が続いています。11月の大雪のときはまだオープンしていなかったブラッコム山も今はオープンしているので、前回以上にパウダーを楽しめそうですね。(Y.K.2)

12月15日(火) 雪
バンクーバーへとオリンピック会場の場所確認のため行って来ました。オリンピック時期にドライバー業務で訪れる可能性があるためです。事前に各会場を効率よく周るためにプランニングしたのももちろんですが、思った以上に会場間の移動がスムーズに行き、順調に偵察が出来ました。各会場は野外競技ならば、観客のためのスタンドを建てる工事、屋内競技も会場の周辺の駐車場工事などが行われていて、立ち入ることは出来ません。オリンピックまであと59日と、いよいよ残すところ2ヶ月を切って、準備も大詰めです。(Y.S.)

12月16日(水) 雪
今日も深々と雪が降っています。ルームメイトたちも早朝に出かけていきました。中にはフレッシュトラックという、通常オープンよりも早い7:30から山にあがり、朝食のバフェを食べてからまだ誰も滑っていないゲレンデを滑ることができるというのに行く人もいて、帰ってきてからの感想は、とてもよかったとのこと。一晩中雪が降っていた日などにはお勧めです。(Y.K.2)

12月17日(木) 雪のち雨
先週末より、早朝ウィスラーゴンドラに乗って山の上に上がり、朝食を食べた後に滑走出来るフレッシュトラックが始まりました。新人の一人S.M.は早速見学を兼ねて行ってきたようです。ところで日本人はお正月には初日の出を拝みたいものですが、このお正月にウィスラーを訪れる予定の方は1月1日に、フレッシュトラックに参加してみてはいかがでしょう? こちらでは年の変わるカウントダウンのほうが盛り上がり、大晦日に大酒を飲んだ人々は、元旦の朝は行動が遅め。だからフレッシュトラックはおろか午前中のゲレンデはガラガラです。天気が良ければ日の出が見れて、朝食を山の上で食べれちゃう!フレッシュトラックチケットはジャパナダカウンターで販売中。ガイドをつけたフレッシュトラックツアーもお勧めです。(Y.S.)

12月18日(金) 雨のちくもり
明後日、毎年参加している聖歌隊のクリスマスコンサートがあり、最後の練習が行われました。私は参加出来なかったのですが、直前にエキストラで練習をした日があり、その努力が報われかなり安定した状態で、今年は臨むことが出来そうです。後は、自分のパートをおさらいし、当日教会で、練習の成果をお客様にお見せしたいと思います。(S.N.)

12月19日(土) 晴れ時々くもり
昨日、ウィスラー山を滑走していると、平日且つ、天候も悪かったせいかスキー場がガラガラでした。おかげでオフピステにノートラックパウダーがたくさん残っていて一日中パウダー三昧。だいぶ視界が悪く、10m先が見えないような状態でしたが確実に方角とルートと把握できているからこそ不安なく目的のポイントで滑ることができているんだなぁと実感。逆に言えば、ウィスラーで初めて滑る方が、ツリーや看板など目印になるようなものがないアルパインエリアで濃霧などで視界を失ったりすると、とても不安になるはずです。一日満足できる滑りをするためには、当たり前ですが「思いっきり楽しむ!」これが大事ですね。そんな時はお客様が満足できるコースを弊社ゲレンデガイドがご案内しますよ!(Y.S.2)

12月20日(日) 雪
雪が降り続いています!この予報を聞きつけて近隣からたくさんの人が訪れています。クリスマス・ムードもあいまってウィスラーの街はとてもにぎやかです。夕方頃になると、ゲレンデで楽しい一日を過ごした人々が、バーやレストランに移動してアプレ・スキーを楽しんでいます。なかにはサンタの格好をした人たちもいて、ホリデー・ムードでいっぱいです。(Y.K.2)

12月21日(月) 雪
この2日間、雪が降り続き、除雪車が朝から晩まで稼動しています。たまたまお昼すぎに仕事が終わりで、自宅に帰ったところ、まさに自宅前の道路、駐車場の除雪作業真っ最中でした。私が住んでいる場所は、ウィスラーで働いている人達用の住宅で、もちろんこの除雪車に対してお金を払い、綺麗に道路や駐車場をしてもらっているわけですが、除雪車代を払っていなければ、もちろん自分自身で雪かきをすることになります。湿った雪が麓では多いので、雪も重いですし、雪かきも重労働です。除雪車に感謝しないといけませんね。(S.N.)

晴天の青空の下でパウダーを堪能!<12/22撮影>

12月22日(水) くもりのち晴れ
昨日までなんともなかった私の車のエンジンが朝かからない!出勤の忙しい時に「やめてよぉ~(汗)」と心の中で叫びながら、とりあえずあきらめバスに乗ることに。でも最悪にもお財布を会社に忘れてしまったようで、現金すら持っていない状況でバスに乗ることも出来ず、朝の早いうちから、Y.S.2を呼び出し、バッテリーを繋いでもらうことに。しばらく充電してもう大丈夫でしょうという見解に至ったので、とりあえず一旦エンジンを切り、再度エンジンをかけてみるものの、うんともすんとも言わず、今日のところは自分の車をあきらめ、Y,S,2の車で出勤しました。どうやらバッテリーの交換時期のようです・・・。(S.N.)

12月23日(水) くもり時々晴れ
昨日の日記の通り、朝から、S.N.から電話が鳴り「車がうんともすんとも動かな~い!」と連絡があり、調べてみたらバッテリーがもうダメになっていました。クリスマス時期ということで車の部品屋がオープンしているか怪しかったのですが、幸いにもオープンしていていました。しかし、S.N.の車に積んであったバッテリーが日本から輸入された日本規格だったため、同サイズのバッテリーを探すのに店員も四苦八苦。サイズを測って色々在庫を調べて・・・を繰り返し、やっと見つかり無事に交換完了。店員は外した日本製のバッテリーを物珍しそうに見ていました。何はともあれ無事に交換出来てよかったです。さ~て、寒い中で交換しましたし、S.N.からは何かお礼のクリスマスプレゼントでもいただけるのでしょうか~♪(笑)(Y.S.2)

ライトアップされたウィスラービレッジ<12/24撮影>

12月24日(木) くもり時々晴れ
今日はクリスマス・イブです。ビレッジはイルミネーションで飾られ、サンタの格好をした人がチラホラ。中にはその格好でゲレンデを滑っている人もいます。ウィスラーにたくさんあるホテルでは、クリスマス・キャロルのライブ・ショーを行うところも多いのですが、なんと我がジャパナダからも2名が、ウェスティン・ホテルでのショーにキャロル・シンガーとして参加しました!大盛況だったようです。(Y.K.2)

12月25日(金) 晴れ時々くもり
JAPANADAには半日ガイド、一日ガイド、フレッシュトラックガイドがあるのはご存知でしょうか?ガイドをつけると効率よくWhistlerを楽しむことが出来ます。お子様をお連れのファミリーや10年ぶりのスキーという方もご安心を。ガイドはお客様の様子を見ながら最適なコースを選び滑走していきます。また、実際にオリンピックが行われる斜面も状況により案内することも可能です。もちろんガイドにカメラを預ければ、最高の写真を撮ってくれるでしょう。ガイドは、お客様にWhistlerを楽しんでいただくために全力を尽くします!!ガイドと一緒にWhistlerを思いっきり楽しみましょう♪(S.M)

12月26日(土) 晴れ
晴れ渡った中、スコーミッシュ観光ツアーをご案内してきました。白頭ワシの観光ポイントは週末だったので、ボランティアが望遠鏡を設置していて、ツアー時に使う双眼鏡よりも大きくワシを観察することが出来ました。今年は12月末の時期にしては数が少なめなようです。昨年同様、川を遡上してくるサケの少なさが一因となっているようです。さてさて今後はどうなることやら?大型ショッピングセンターではボクシングデイセールが行われ、いろいろなものが普段よりもよりやすい価格で販売されていました。中には来年の夏に向けてか、BBQ台を買っている人の姿も。みんなこの日を待っていたんでしょうね。(Y.S.)

12月27日(日) 晴れ
ウィスラー・ゴンドラのベース前で、毎週日曜日の夜6時半から行われる”ファイヤー・アンド・アイス・ショー”に行ってきました。このショーは、ゴンドラベースの横の斜面に、わざわざこのショーのために作られたジャンプ台を、インストラクターたちがさまざまなトリックを披露しながら飛ぶというもの。ショーの目玉はジャンプ台に取り付けられた火の輪くぐり。ファイヤー・ダンサーたちのパフォーマンスが華を添え、インストラクターたちのすごい技がどんどん飛び出します。最後に花火が打ち上げられ、会場の盛り上がりはピークに。ショーが始まるまではクイズ大会(商品もあります)、そしてドーナツも配られたりして、この無料のイベント、なかなか楽しめます! もし日曜にウィスラーに滞在されましたら、ぜひご覧下さい!(Y.K.2.)

12月28日(月) くもり
しばらく晴天が続き、しかもインバージョン(気温の逆転化現象)のせいもあって、山の上は暖かく、まるで春スキーのようだ、などといっていたのに、また寒くなって曇りがちになり、しばらくの間雪の予報が続いています。大雪で始まった今シーズンは、雪→晴れ→雪→晴れと、ちょうど雪がなくなったなー、というところで雪が降り、そろそろ太陽が見たいなー、と思うとしばらく晴れになり、と良い感じでお天気が変わっています。ですので、運の良いお客様は、晴天の日にカナダらしい雄大な景色を山の上から楽しまれ、その後雪が降ってパウダーも楽しめる、という贅沢を楽しまれています。ウィスラーは、晴天でも、雪の日でも楽しんでいただけます!(Y.K.2)

12月29日(火) くもり
クリスマス後の26日は、こちらではボクシング・デーと呼ばれていますが、その日から大きなセールが始まります。私のルーム・メートたちも、ウィスラー・ビレッジを歩き回り、日ごろは高くて買えないスキーやスノーボードの用品を買いあさっていました。お店によっては70%OFFなど、かなりの値引きを行っているところもあり、今の時期にこられたお客様もお買い物を楽しまれているようです。ちょうど円高なので、日本からのお客様はラッキーですね!スキー/スノーボード用品のみならず、普通のお洋服屋さんなどもセールを行っているので、幅広くお買い物を楽しんでいただけます。(Y.K.2)

12月30日(水) くもり
明日はついに大晦日ということで、今日はルームメイトたちと大掃除をしました。ルームメイトたちは皆日本人の女の子なので、見えるところは日ごろからきれいにしていたのですが、普段は掃除しない洗濯機の中・乾燥機の中、コンロの台、オーブンの中、電気のかさなど、1年分の汚れが溜まっていました。それをみんなで一掃して、これですっきりと新年が迎えられます。(Y.K.2)

12月31日(木) 雪
早いもので今日は大晦日。気がつけば2010年冬季バンクーバーオリンピックまであと42日となりました!いつもは大晦日になれば「今年は色んなことがあったなぁ。。。」と振り返るものですが、オリンピックを目前に振り返る暇もなく「あと1ヶ月強でオリンピックだぁ~」と徐々に緊張感が高まります。きっとオリンピックもあっという間に過ぎて、冬も過ぎて・・・と気がついたら振り返っていそうですが、出来る限りこの特別な年を楽しみたいですね。それでは、皆様良いお年を。(Y.S.2)