ウィスラーマウンテンで滑った方は必ずと言っていいほど利用されている、総合施設のRoundhouse。 このRoundhouseには意外と利用客が気づいていないサービスや気配りがあります。 今回はその一つをご紹介します。
聞いてみて初めて「あー、確かに」と思う方も多いかと思いますが、自販機の横などの特定の場所を除き、Roundhouseにはゴミ箱が一切設置されていません。 一見、不親切にも見えるのですが、世界中からお客様が集まり、多種多様な文化を持つ人たちの集まりですから、分別やリサイクルに対する考え方も様々です。 ゴミ箱を設置してしまうと分別がうまく行われなくなってしまうのです。
では、そこで発生したゴミはいったいどうすれば?という疑問がありますが、基本的にはお食事などに使ったトレイの上や、そのトレイを片付ける際に置いておくラックがあり、そこに置いておくだけでいいのです。 そうすると、Roundhouseの内部にはゴミの分別を専門に行うセクションがあり、そこに全て集められ、洗うもの、廃棄するもの、リサイクルするものなど、専門のスタッフが全てを手作業で細かく分別しています。 ウィスラーのスキー場は環境対策もしっかりと考えられているのです。
(Y.S.2)