4月17日(金)くもり ひとこと日記

 非常事態宣言が発動されてから今日で1ヵ月。 さすがに自粛生活にも慣れてきました。 

 不要不急な外出は控えてますが、終日家にこもりっきりではコロナにやられる前におかしくなりそうなので、なるべく人のいない時間帯(食事時)と場所(秘密)を狙って、MTBを走らせたり散歩したりで気分転換に努めてます。 まだ至るところに残雪があるので行けるところは限られますが、前日あった残雪が消えていたり、湖や沼の氷が1日で解けていたり、芽を出しかけていた水芭蕉が咲いていたり、この季節ならではの変化に出合えます。

 世界中で広がる移動制限や都市封鎖は経済への打撃を深刻化させる一方、上空の大気汚染はどこも劇的に改善されているとか。 その変化は武漢上空で最初に観測され、その後、イタリア北部やパリ、ロスアンジェルスなどでも。 そして、インドでは、200km近く離れたヒマラヤ山脈が数十年ぶりに見渡せるようになったとか。 「あのね、新型コロナはね、温暖化を止めないキミたちに、業を煮やした地球が送りつけた使者なんだよ…」。 岩に腰かけ空っぽのスキー場を眺めていると、山からそんなセリフが聞こえてくるような気がした午後でした。
(J.Y.)