例年であれば、この時期は連日満員御礼のヘリスキーも今シーズンは静かなもの。 機内の感染対策に限界があるためプライベート、もしくはセミプライベートでしか受け付けていません。 元々カナダ人は山小屋に泊まって歩いて滑るツーリングスタイルか、キャットスキーに参加する人が多く、ヘリスキーに参加す人は少数派。 なので、入国制限が続いている限りヘリスキーが忙しくなることはなさそうです。
それでも少数派の人たちがボチボチ来てくれるおかげでなんとかオペレーションは続いています。 私にも久しぶりに声がかかりこの冬2日目の仕事。 ヘリスキーは初めてという女性は朝会うとかなりナーバス。 でも山頂でヘリから降り、ヘリが飛び去った後に周囲を見渡しテンションは一気に上昇。 その後は朝の泣きそうな表情はなんだったのかと思える笑顔、笑顔。 転んでも笑顔。 最初は「来年また来るわ!」が、終わるころには「来月でもやってる?」。 そしてホントに4月の予約をしてから「See you soon!」。 マンガのような展開に、最後はこちらが圧倒されて終わった1日でした。
(J.Y.)