7月15日(日)晴れ ひとこと日記

  バンクーバーのヘイスティングスにて行われたスケートボードの大会、その名も「バンズ・パークシリーズ」を観戦してきました。 この大会は世界各国で行われるシリーズ戦で、ここバンクーバーにも毎年トッププロライダーがやってきて、華麗な技を競い合っています。 ルールは持ち時間40秒間内に、プールと言うコンクリートで作られた会場を選手たちが滑り、滑走中の技の難易度、演技の構成、スタイルなどで順位が決まります。

 この日は気温30度を超す真夏日で、会場内は選手達が繰り広げるハイレベルな演技で更にヒートアップ。 特に決勝は会場が揺れる位の大盛り上がりでした。 大会の結果は昨年の優勝者、ブラジル出身のペドロ・バローズが2連覇を達成。 2020年に行われる東京オリンピックでもメダル獲得が期待されています。 

 大会中に印象的だったことは、試合前後で選手達が積極的にサインをしたり、試合の合間にTシャツなどのプレゼントを配布したり、見に来てくれたファンを大切にしていること。 また、ここのスケートパークの清掃員を長年努めている女性の誕生日を集まった人達全員で祝い、会場内がアットホームな雰囲気に包まれて、スケートボーダー達の思いやりをすごく感じました。
(S.K.)