ちなみに正式な英名は何度か変更されており、2018年にそれまでの「Gray Jay」から、1957年までの正式名だった「Canada Jay」に変更となっています。 Gray Jayへの変更自体がアメリカ鳥学会の一方的な変更という話もあり、カナダの学者さんたちにとってはCanada Jayに名前を戻すことが念願だったようです。 もっと言うと、グレーをイギリス(カナダ)綴りの「Grey」ではなくアメリカ綴りの「Gray」とされたことも不満だった模様。
とても身近な野鳥ですが、彼らの預かり知らないところで勝手に繰り広げられてきた、アメリカとカナダの関係性や歴史が垣間見えて面白いですね。
(T.W.)