この季節は自然と多くなる山菜の話題。 カナダ西部、ウィスラー周辺で定番のイラクサ、コゴミ、ハリブキ(タラの芽もどき)、ワラビと続いたので、ちょっと変わったところでこんなものを食べてみました。 わかるでしょうか? そう、ヤナギラン。 夏になると山麓の至るところで鮮やかなピンクの花を咲かせ、ウィスラーに盛夏の訪れを告げる夏の花です。
先住民の友人に食べられると聞いて試したときはずいぶん葉が開いた後だったので、渋みが強い印象しかありませんでした。 でも、写真のように葉が開いたばかりか開く前のものは生でもイケます。 サッと水洗いしてそのままパクッ。 茎の食感はアスパラガスに似て、ほのかな苦みと歯ごたえを楽しめます。 軽く茹でたりほうれん草のように炒めてもOK。 ビタミンCとベータカロチンが豊富に含まれているそうですが、大量に食べると下剤としての効能もあるそうなのでほどほどに。
(J.Y.)