11月14日(木)くもり ひとこと日記

  先日、ガスタウンの靴屋さんをご紹介しましたが、ガスタウンといえば、やはり蒸気時計(スチームクロック)でしょうか。 セントラルヒーティング用の蒸気を動力に動く世界的にも珍しい蒸気時計、ガスタウンのシンボルとして、観光客の方に大人気の観光スポットです。 毎時0分には汽笛とギミックのパフォーマンスが見れるので、タイミングを見計らって眺めているのがおすすめです。

 ちなみに、作られた当初は、時計の機能そのものも蒸気を動力に動いていたそうですが、騒音と精度が実用に耐えなかったということで、後に時計部分は電気モーターに置き換えられたとのこと。 そして、その反省が活かされたのかどうかは設計者本人のみぞ知るとことではありますが、初期設計から電気式時計となった同様な蒸気時計が、北海道の小樽に設置されています。 同じ設計者による蒸気時計が日本とカナダにあるというのは、ちょっと不思議な縁を感じますね。
(T.W.)