8月13日(火)くもり時々雨 ひとこと日記

  ウィスラーの夏の風物詩とも言えるウェスタントード。 ウェスタントードは、ロストレイクで卵から孵り、7月上旬頃にビーチの一部を黒く染めるほどたくさんのオタマジャクシに成長し、カエルになります。 8月の上~中旬頃は成長したカエルがロストレイクのビーチを埋め尽くすため、約2週間のあいだビーチはクローズされます。

 ウェスタントードは大人のカエルとはいえ、体長は1cm程度と指に乗るサイズ。 カエルになると川に沿って上流へ上がり、卵を産みにまたロストレイクまで戻ってくるんですが、天敵が多く1%~2%しかロストレイクへ戻ってこれないそうで、ウィスラーでは生態系の保護のため、ビーチをクローズしているのです。 

 フェアモントシャトーゴルフ場は、途中でロストレイクに流れ込む川を渡るのですが、その周りにもウェスタントードがいます。 先日ゴルフ場に行くことがあったのですが、よく見ると各カートにウェスタントードの案内がされていました。 こういった生き物への気配りも自然に優しいウィスラーならではですね。
(Y.S3.)