4月5日(金)くもり時々雨 ひとこと日記

「スキーヤーのスノーボードインストラクター資格受験記 Part3」
(過去の記事はこちら⇒:Part1Part2

 Part3では試験2日目の様子とクックライドシステムについてご紹介します。 2日目も初日と同様に、まずは麓のレストラン(ブラッコムベースのマーリンズ)に朝集合となりました。 30分ほど全員で座学(前日に出された簡単な宿題の読み合わせなど)をしたあと、山にあがって早速ティーチングから。 7名のグループを更に3名/4名の2グループに分けて、先生役と生徒役を交代しながら模擬レッスンをしていきます。 ただし、模擬レッスンといっても、全てを通しでやるわけではなく、細かく段階に分けながら、都度試験官からフィードバッグを貰います。 その際必ず聞かれる質問は、教え方について「何が良かったと思うか、何に気をつけたら更に良くなるか」。 試験管から一方的にコメントを言われるのではなく、自身で考えることも求められます。
 
 2日目はとにかく模擬ティーチングを続けて、クイックライドシステムを体と頭に叩き込んでいく作業という印象。 距離を滑るわけではないので、体力的には疲れませんでしたが、ずーっと集中していたので最後には頭はぐったりでした。
 
 では、簡単にクイックライドシステム(初心者向けのティーチングメソッド)について解説を。 下記動画がまさにそれなのですが、以下の5Stepで構成されています。 

1. Basic  : 道具と雪に慣れる
2. Sliding :「雪は滑る」ということを知る
3. Control : バランスを保ちながら減速や方向を変えることを学ぶ 
4. Turning : ターンをつなげる
5. Flow : これまでの技術で楽しく滑る
動画を見ていただくと分かるのですが、とにかくワンフットの練習が多いです。 試験を受ける際は、事前にワンフットでのデモの練習をしておくのがオススメ。 板を操作するには両足が固定されていた方が簡単ですが、初心者の場合、両足固定に恐怖を感じてしまう方が多い(ワンフットなら直ぐ止まれるし、転びずらい)とのことで、ワンフット多めのメソッドになっています。 次回はいよいよ最終日、合格発表です!
(T.W.)